ハワイからのライブコマースで8000点以上の販売に成功、配信者の旅費も支援

合同会社ピースユーは、同社が運営するライブコマースアプリ「ピースユーライブ」が配信者によるハワイからのライブコマースをサポートすることで、現地商品8,000点以上の販売に成功したと発表した。

ハワイからのライブコマースで8000点以上を販売

ピースユーライブは2022年3月、配信者のハワイまでの旅費を支援し、アプリ内で利用者に大々的な告知を協力するなど、ハワイからのライブコマースをサポートすることで、現地商品8,000点以上を販売することに成功した。

約10日間にわたって実施したハワイからのライブコマースは、観光地や現地の店舗からライブ配信をすることで、コロナ禍でも海外旅行に行った気分になれるという点が視聴者から支持されたという。

ピースユーライブでは、海外からの配信が可能なことから、アメリカをはじめ、ヨーロッパやタイ、韓国などの海外から日本に向けてライブコマースを実施する配信者や企業が増えており、毎月海外商品だけで2,000万円ほどの売上が生まれている。

ライブコマースで縮まるユーザーとの距離

今回ピースユーライブから旅費の支援、告知などのサポートを受けた配信者トイラビ氏は以下のようにコメントしている。

「今回のサポートを受け、現地での輸入や販売をスタッフ3人で実施することができ、普段より大きな力を発揮することができました！10日間という期間でしたが、とても濃い時間を過ごすことができ、本当にみんなでハワイに来てるんじゃないかと思うほど、お客様との距離が近くに感じました。今後もアメリカ内にとどまらず、色んな国からのライブコマースを実施し、新しい世界を見ていきたいです」

同社は今後も、配信者の支援と企画や目標を成功に導くためにさまざまな応援をすることで配信全体の質を高め、ライブコマース全体の活性化につなげる活動をしていくという。

海外からのライブコマースならではの付加価値

コロナ禍で世界のEC市場が拡大し、ライブコマースをはじめとした新しい販売手法が台頭しているが、日本のライブコマース市場は決して盛り上がっているとは言えない。

ところが、海外からのライブコマースは「今この瞬間」の現地の風景を生で見て、旅行気分も味わえることから、商品紹介にとどまらない付加価値があると言える。

世界各国が入国規制を緩和し、「もう少ししたら海外に行けるかも」という期待感が生まれる中、海外情報への感度が高まりつつある今こそ、海外からのライブコマースが注目を集めるチャンスかもしれない。