【アクル×エルテックス】ECでのカード不正被害を撲滅へ

ECのミカタ編集部

株式会社アクル(所在地:東京都港区、代表取締役社長:近藤 修、以下「アクル」または「同社」)と、株式会社エルテックス(所在地:神奈川県横浜市保土ヶ谷区、代表取締役社長:森 久尚 以下「エルテックス」)は業務提携を実施した。

アクル × エルテックス

クレジットカードの不正利用対策ソリューションを提供するアクルと、ECサイト構築・通販システム構築・支援を主要事業として手掛けているエルテックスは、ECサイトにおけるクレジットカードの不正利用被害を撲滅するために業務提携を実施した。

◆不正検知・認証システム「ASUKA」について

「ASUKA」は、カード不正利用対策の一つの手段として用いられることがあった従来の不正検知システムとは異なり、クレジットカード決済におけるセキュリティレベルを向上させ、不正利用者を寄せ付けないECサイト運営体制の構築を実現する、カード不正・チャージバック対策ソリューションだ。ASUKA for Travel、for Ecommerceなどそれぞれの取り扱い商材に合わせたモデルを提供しており、各業界のクレジットカード加盟店各社が利用している。

◆EC/通販総合パッケージ「eltexDC」について

eltexDC(エルテックス・ディーシー)は、ECフロント機能と、ECおよびコンタクトセンター(電話やオーダーカード受注など)の受注機能を中核に、EC・通販業務に必要な機能を網羅した国内でも数少ないマルチチャネル対応パッケージだ。 2014年の販売開始以降、その使い勝手の良さが評価され、国内大手~中堅のEC/通販事業者が数多く採用している。 販売チャネルを問わず、受注、在庫、顧客データなどを一元管理可能だ。管理効率が飛躍的に向上するだけでなく、「見たい」「使いたい」データをすぐに取り出せるので、攻めの経営や広告・プロモーションにも有効な情報活用で、事業者の成長に寄与できるソリューションとなっている。

効率的&効果的な不正対策の環境を整える

効率的&効果的な不正対策の環境を整える

公表に際して同社では次のように述べている

「近年、クレジットカードの不正利用が社会問題になりつつある中で、国内発行カードにおける番号盗用被害は2021年には331億円となり、年々増加傾向にあります。また不正使用は矢継ぎ早に起こり、急激に増加する傾向があるため、いかにスピーディーかつシンプルに不正対策を実行できるかがEC運営事業者にとって課題となっていました。

そのような現状を踏まえ、EC運営事業者様がより効率的かつ効果的に不正対策を行う環境を整えるべく、今回の業務提携が実現しました。この提携を機にエルテックスが提供するEC/通販総合パッケージ『eltexDC』導入ユーザーは、アクルが提供するクレジットカード不正検知・認証サービス『ASUKA』をスムーズに導入ができるようになります」

同社も述べているように、EC市場の急速な拡大とそこでの取引額の増大に比例して、クレジットカードの不正利用による被害が後を絶たない。特に不正を行う側は、防御する側に対して一歩先んじようと日々その手口を研ぎ澄ませている。

こうした厳しい状況を前に、クレジットカードの不正利用対策ソリューションを提供するアクルECサイト構築/通販システム構築・支援を主要事業として手掛けているエルテックスの協業がなされることになった。両者のシナジーによってECサイトにおけるクレジットカードの不正利用被害を撲滅するための効率的かつ効果的な環境構築がなされることに大いに期待したい。

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