Cafe24、【越境ECショップSEOセッティングサービス】の提供開始

ECのミカタ編集部

CAFE24 JAPAN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:正代 誠/以下、Cafe24 Japan)は、「越境ECショップSEOセッティングサービス」アプリを「Cafe24 Store」内にて提供を開始した。

海外消費者にショップをアピール

初期費用、月額、販売手数料無料で国内外へのECビジネスの展開が可能なECプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」を運営するCAFE24 JAPANは、SEOに関する専門知識を必要とせず、海外ユーザーに対して効率的に事業者のショップの露出を図ることができるアプリ「越境ECショップSEOセッティングサービス」を「Cafe24 Store」内にて、6月13日(月)より提供を開始した。

◆基本機能:現地の検索エンジンにサイトを表示させる
▷サイトマップ作成
▷Google(共通)/Bing or NAVER(選択)サイトマップを送信
▷Google search Consoleページの手動登録
▷Robots.txtファイル高度化
▷リダイレクト設定
▷RSSフィード設定
▷Canonical URLの使用を確認する

SEOの専門知識がいらない

SEOの専門知識がいらない

今回提供を開始する「越境ECショップSEOセッティングサービス」は、EC事業者の集客の課題であるSEOのセッティングが専門の知識がなくても、Cafe24を通じて簡単に設定できるアプリとなっている。

アプリを通じてサービスの利用申請をすると、進出国の文化や検索エンジンのアルゴリズムに合わせたセッティングを行い、越境ECショップを効率的に検索エンジン上に露出させ、訪問者数の増加を図ることができるという。

また、「Cafe24」でSEO設定サービスを利用している事業者には、サービス利用期間の終了後に「SEOセッティングレポート」が無料で提供される。レポートでは、Cafe24の管理ページ上でのSEOに関する内容だけでなく、メンテナンスに役立つ情報まで得ることができ、自社でのSEO対策に役立てることが可能だとしている。

効率的な海外ユーザーの集客を支援

公表に際して同社では次のように述べている。

「昨今、越境EC市場は世界的に拡大傾向にあり、2030年までに年平均成長率26.2%で成長する見込みとなっています。国内でもコロナ禍以降、訪日観光客が減少し、インバウンド消費が落ち込む中、海外ユーザーへの販売手段として、越境ECは注目を集めています。近年は越境ECの課題である多言語サイトの構築においても、自動翻訳などの翻訳機能が充実していることから、自国の言語しか扱えない事業者でも比較的容易に多言語サイトを構築できるようになりました。

その一方で多言語サイトの構築だけでは、ターゲットとなる層へ商品情報の詳細や商品としての魅力を訴求することは難しく、集客方法が課題となります。この課題をクリアする方法の1つとして、国内ECと同様に検索エンジン上で自社サイトを検索結果の上位に表示させるSEO対策が挙げられます。これらは、専門の知識が必要な上、複雑な作業が発生することから、事業者の手間がかかる作業となります。これを受け、Cafe24 Japanは、越境ECを検討している事業者の集客における課題の解決を目指し、効率的な海外ユーザーの集客を支援するSEOアプリ『越境ECショップSEOセッティングサービス』を開発いたしました」

同社も述べているように、コロナ禍が長引く中でインバウンド需要がほぼ枯渇し、それに比例して越境ECがこれまで以上に注目されている。またコロナ後のインバウンド需要の復活を見据え、リアルでの購入との連携の面でも越境ECは、より重要だ。

その一方で海外展開する際に現地の環境に合わせてSEO施策を行うことは、それに応じた知識が必要となり、一定のハードルが立ちはだかる。これを手軽に行える越境ECショップSEOセッティングサービス」は、多くの越境EC施策を展開する事業者のビジネスを加速させることになりそうだ。

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