返品・交換・注文キャンセル自動化ツール「Recustomer」、返品理由の分析が可能に

ECのミカタ編集部

返品・交換・注文キャンセル自動化ツール「Recustomer(リカスタマー)」を運営するRecustomer株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:柴田 康弘)は、2022年6月23日より返品理由の分析が可能となる「アナリティクス機能」を公開した。

返品商品や返品理由の分析が可能に

これまでEC事業者は商品の返品理由の管理ができていなかったが、今回公開したアナリティクス機能によって、返品商品や返品理由に関するグラフ表示や細かい絞り込みによる分析が可能となる。

アナリティクス機能を利用することで、分析結果を未来の商品開発に活かしたり、ECサイトの改善に活かしたりすることができる。返品理由に「不良品」が多いのであれば、製造元を変更することや、「イメージと違った」という理由が多いのであれば、素材が分かりやすいアップの写真をECサイトに載せる、モデルの身長を記載するといった策が打てる。

今後は「注文してから返品商品を受け取るまで」や「交換商品の発送をするまで」の期間などを分析でき、返品フローの中でどのステータスに時間を要しているかを判明しやすくする機能を順次アップデート予定だという。

返品・交換・注文キャンセル自動化ツール「Recustomer」

Recustomerは、EC事業者の返品・交換・注文キャンセル業務を自動化するツール。返品・交換や注文キャンセル依頼受付から、メール返信・在庫引き当て・キャンセル時の発送停止業務など様々な業務を自動化することによって、時間とコストの削減を可能にし、顧客体験の向上を実現する。

実際に商品を目で見て、手に取って購入することができない以上、ECにおいては「イメージと違った」「サイズが合わない」といった理由での返品が発生するのは必然だ。ただ、返品をゼロにすることはできないにしても、返品が多い商品や返品理由を把握し、具体的な改善策を実行することで、返品の削減につなげられる可能性が高い。

返品が不要になれば事業者のコスト・工数の削減だけでなく、顧客満足度の向上にもつながると考えられる。今回のアナリティクス機能の公開が、事業者とユーザー、双方に利益をもたらすことを期待したい。

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