「楽楽B2B」と「NP掛け払い」の連携が進化 受注前与信機能の追加により営業活動がスムーズに

ECのミカタ編集部

株式会社ネットショップ支援室(東京都新宿区、代表取締役:山本 晧一朗、以下「ネットショップ支援室」)が提供する「楽楽B2B」と、株式会社ネットプロテクションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柴田 紳、以下「ネットプロテクションズ」または「同社」)が提供する「NP掛け払い」は、連携サービスにおいて受注前に与信が可能になるアップデートを行った。

7月26日より提供開始

ネットショップ支援室が提供する卸の受発注自動化サービス「楽楽B2B」と、ネットプロテクションズが提供する企業間取引向けの後払い決済サービス「NP掛け払い」は、システム連携サービスにおいて受注前に与信が可能になる機能アップデートを行った。なおアップデート機能は7月26日より提供が開始されるとのことだ。

アップデートの概要

「楽楽B2B」は、卸取引で現在主流である紙ベースの取引をWEB化できるBtoB専用の受発注システムだ。また「NP掛け払い」は、企業間の取引で発生する与信から請求書発行、代金回収等の請求業務全てを請け負い、未回収リスクを保証するサービスとなっている。

これまで提供していた連携サービスでは、両サービスがシステム連携することで、注文後の企業与信、請求書発行、代金回収、消込・入金確認、督促までを一気通貫で行うことができた。

今回のアップデートにより「楽楽B2B」の利用企業は、受注前に取引先の与信をWEB上で取得できるようになるという。与信は通過率99%(※1)の実績を持つ「NP掛け払い」が行い、会員登録から3営業日以内に結果を確認できる。これにより新規顧客との取引をスピーディに手間なく開始することができ、営業活動をスムーズに進めることが可能だとしている。

※1)2022年3月31日時点。(個人事業主を含む)

事業者の業務をさらに効率化

ビジネスシーンにおいて、受注から請求にまつわる業務は多岐に渡る。取引先や受注ごとに異なる価格設定の管理、取引先の与信、受注内容を請求に反映するための社内コミュニケーション、支払い遅延や未回収が発生した際の入金催促、代金回収などが挙げられる。

2017年のネットプロテクションズの調査によると、こうした業務によって年間で約20営業日分の営業担当の時間が費やされていて、かつ精神的負荷も高いという結果が出ているという。

同社は、営業担当者が受注管理や請求関連業務に時間が取られてしまい、本来注力すべき業務に時間を割けないという課題を抜本的に解決するため、今回のシステム連携サービスのアップデートが実施されたのだ。

受注管理から請求・代金回収までを一気通貫で実現することによって、営業担当者は本来注力すべき営業活動や顧客対応に集中できることになり、ECをはじめとした幅広い事業者のビジネスをさらに加速させることになりそうだ。

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