SSTがアクルのカード不正検知システム【ASUKA】の提供を開始

ECのミカタ編集部

株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(本社:東京都千代田区 代表取締役:大木 元、以下「SST」)は、株式会社アクル(本社:東京都港区 代表取締役社長:近藤 修、以下「アクル」または「同社」)が提供している不正検知・認証システム 「ASUKA」の提供を開始した。

一歩先を行く不正検知ソリューション

セキュアスカイ・テクノロジーは、アクルが提供している不正検知・認証システム 「ASUKA」を2022年8月15日(月)より提供を開始した。不正検知・認証システム「ASUKA」は、従来のカード不正利用対策手段の一つである不正検知システムとは異なるという。

クレジットカード決済におけるセキュリティレベルを向上させることにより、不正利用者を寄せ付けないECサイト運営体制の構築を実現するカード不正・チャージバック対策ソリューションとなっているという。ASUKA for Travel、for Ecommerceなど、それぞれの取り扱い商材に合わせたモデルを提供しており、各業界のクレジットカード加盟店各社が利用している。

ECをより安全に

公表に際して同社では次のように述べている。

「コロナ禍で需要が拡大したEC市場においても、年々増加するサイバー攻撃による被害は後を絶ちません。個人情報やクレジットカード情報の漏えいによる不正利用が行われてしまうと、サイト閉鎖や損害賠償、フォレンジック調査費用など、あらゆる経済的損失を被る可能性があります。本提供により、SSTではECサイトの構築や運用を行う企業をはじめとした、Webサイトでビジネスを行う企業・団体に対し、自社で取り扱うWeb セキュリティサービスの提供を通して、より一層の安全なWebサイト運営に貢献して参ります。アクルでは、ASUKAの提供に限らず、クレジットカード業界における不正の排除に向けた啓蒙活動・情報交換などを推進することにより、クレジットカード加盟店各社が安心してビジネスを展開できる環境構築を目指します」

ECにおいては、幅広い決済手段に対応することが顧客満足度や、ひいては売上につながることになる。クレジットカードは、現在でもその決済における主要な位置づけにあり、そこでの安全性確保と不正対策は、喫緊の課題だ。今回、Web セキュリティ専門企業であるSSTが、クレジットカードの不正利用対策ソリューションを提供するアクルの「不正検知・認証システム『ASUKA』」の提供を開始したことにより、クレジットカードの不正検知の面から、ECビジネスをさらに後押しすることになりそうだ。

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