Groobeeに【エンタメガチャ機能】が実装 ECサイトへのガチャ機能導入がよりスムーズに

ECのミカタ編集部

BEENOS Entertainment株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:内海 拓郎)が展開している「Groobee(グルービー)」は、新たに「エンタメガチャ機能」の提供を開始した。

購入体験を盛り上げるECサイトづくりを

BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社で、エンターテインメント産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進させ、ファンコミュニティの活性化を支援するBEENOS Entertainmentが展開しているエンタメ特化型ECサイト構築サービス「Groobee(グルービー)」は、2022年8月23日(火)より新たに「エンタメガチャ機能」の提供を開始した。

同社によれば、Groobeeを利用中の企業やアーティストは、自身の公式ECサイト上にシームレスにオンラインガチャを導入することができ、限定アイテムやコレクティブルなグッズ販売時に最適な演出をすることが可能になる。また同機能の搭載により、アーティストが本来持つ世界観の演出やオンライン販売時のエンターテインメント性の強化を行い、ユーザーの購入体験を盛り上げるECサイトづくりを叶えるとしている。

Groobeeのエンタメガチャ機能の特徴

Groobeeのエンタメガチャ機能の特徴

◆在庫の表示・非表示の設定が可能

残りの商品数の表示・非表示の設定が可能なため、販促イベントの内容に最適なランダム販売の形式が選べる。

◆高いカスタム性

設定画面から、各商品のレアリティや色が簡単に設定できるほか、ガチャを回して商品が出てくるまでの一連の演出ムービーを自由に設定できる。演出ムービーを通じてアーティストやコンテンツの世界観を表現した販売が可能だ(演出のカスタムは別途料金が発生する)。

◆ガチャ~商品発送まで、一気通関でサポート

別ツールでガチャ機能を搭載した場合と異なり、通常の商品購入と同様にガチャで当選した商品の発送もGroobeeが全て運用するため、商品管理の煩雑さが解消される。

BEENOSEntertainmentが目指すエンタメDX

BEENOSEntertainmentが目指すエンタメDX

公表に際して同社では次のように述べている。

「BEENOS Entertainmentは、DXでエンタメ業界の課題を解決するとともに、エンタメECを物販サイトの枠組みを超えた、ファンコミュニティを活性化するツールに押し上げることを目指してまいりました。BEENOSグループで20年来培ってきたECの構築力やMD企画、エンタメに特化した運用とプロモーション力を活かし、アーティストの収益の最大化を図っています。アーティストやコンテンツのファンの購入体験においてランダムに購入商品が決定し何が当たるか分からないわくわく感によって、『商品を買うこと』にゲーム性を与えるガチャ機能は、購入体験のエンタメ性を高めます。

ECサイトにおけるガチャ販売は、実際の会場での販売とは異なり、商品のサイズ等にも制限がなくガチャを回す際には動画による演出で独自性を出すことが可能となっており、オンライン販売とは相性の良い販売方法だといえます。これまでECサイト上でガチャ販売を行うためにはクライアント企業はECサイトとは別にガチャ専門のツールを別途導入する必要がありました。そのためクライアント企業にとっては在庫管理等の煩雑さが、購入ユーザーにとっては別サイトへの遷移や会員登録などの手間が課題となっていました。

そこでGroobeeでは独自のエンタメガチャ機能を実装することでランダム商品の在庫管理、演出などを一気通貫で管理することを実現しました。これによりクライアント企業の別ツールを導入する煩雑さと、ユーザーの登録等の手間を解消します。BEENOSグループがこれまで実施してきたガチャ機能のノウハウに基づき、ファンの皆さんに喜ばれる演出や、クライアント企業に合った仕様を提案できる高いカスタム性を実現し、ユーザーが思わず『回したくなる』エンターテイメント性の高い購入体験の提供が可能となります。また、今後はBEENOS Entertainmentが提供するサービスとの連携も可能になり、国内だけでなく海外のお客様にもご利用いただくことが可能となる予定です」

BEENOS Entertainmentは「ファンもアーティストも楽しめるECサイトをつくる」ことを目標に掲げ、ECサイト構築サービス『Groobee」の提供によってこれまで多くのアーティストやIPとファンをつなげてきた。

コロナ禍以降、エンタメ業界はオンライン化が進み、DXの流れが加速している。バーチャル空間でのライブやショッピング、ゲームのプレイなどエンターテインメント業界における技術は日々進化し、リアルとオンラインの連携や異なるオンラインのプラットフォーム同士の連携などの強化が予想されるところだ。

BEENOS Entertainmentはこうした現状において、アーティストやキャラクターなどのコンテンツとファンをプロダクトによって繋ぐECサイトを単なる物販サイト以上に「購入体験の楽しみを最大化する」エンターテイメント性の高い場にし、ファンコミュニティを活性化するツールとして活用することが重要だと述べている。

まず、過剰在庫や在庫不足による販売機会損失、煩雑な運営、MDといった課題をECサイト構築サービス「Groobee」によって解決し、EC運用上のリスクや手間を軽減すると同時に、国内外を問わず、アーティスト・コンテンツのファンの推し活の楽しみを最大化する機能追加、改善を続け、より深化するエンタメジャンルとオンラインの融合を後押しするとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。

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