Cafe24が3つの韓国ECモール【Gmarket・SSG.COM・Auction】と連携 EC先進国の韓国への販路拡大を支援

ECのミカタ編集部

CAFE24 JAPAN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:正代 誠/以下「Cafe24 Japan」または「同社」)は、韓国の主要な3つのECモール「Gmarket」、「SSG.COM」、「Auction」とシステム連携を実施した。

幅広いアイテムを取りそろえる3つのモール

ECプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」を運営するCAFE24 JAPANは、韓国の主要な3つのECモール「Gmarket(ジーマーケット)」、「SSG.COM(エスエスジー・ドットコム)」、「Auction(オークション)」とシステム連携し、「Cafe24」のECモール一元管理サービス「Cafe24 マーケットプラス」にて提供を開始することを公表した。

今回連携したECモール1つ目の「Gmarket」は、韓国最大級のECモールであり、韓国市場では高いシェアを誇っています。化粧品や食品、アパレルなど多種多様な商品を取り扱っている。

また「SSG.COM」は、 韓国流通最大手の新世界(シンセゲ)グループを代表する統合型ECモールだ。新鮮食品からブランド品、ファッション、コスメまで、「Eマート」や「新世界百貨店」が取り扱う商品を一か所で閲覧・購入できる。

さらに「Auction」は、韓国国内初のECサイトで、パソコンや家電カテゴリーを含め、さまざまな商品を取り扱っている。

連携メリット

同社がまとめる連携メリットは次の通りだ。

◆追加費用なく簡単な操作で韓国へ販路拡大

韓国の主要な3つのECモール「Gmarket」、「SSG.COM」、「Auction」との連携により、「Cafe24」で製作した自社サイトをECモール出店サービス「Cafe24 マーケットプラス」を通して、追加費用の発生なく簡単なクリック操作で、各ECモールで商品を販売することが可能となる。コストを抑えながら、成長を続ける韓国のEC市場へ販路拡大ができる。

◆EC事業者の業務を効率化

「Cafe24」上にある商品データを「Gmarket」、「SSG.COM」、「Auction」でそのまま利用できるだけでなく、商品登録・変更や配送、受注情報までを一元管理することも可能だ。また容量無制限で使えるサービスのため、商品数や受注件数に関係なく「Cafe24 マーケットプラス」に備えられている全ての機能を利用でき、EC事業者の業務の効率化を実現できる。

◆韓国の見込み顧客の信頼獲得・認知度の向上に貢献

大型ECモールの活用により、商品に対する消費者の信頼度を高めることができる。そのため「Cafe24 マーケットプラス」を通して「Gmarket」、「SSG.COM」、「Auction」で商品を販売することで、これまでアプローチできなかった韓国の見込み顧客の信頼獲得・認知度の向上に繋がり、EC事業者のショップの宣伝効果およびビジネス拡大に期待ができる。

成長を続ける韓国EC市場をとらえる

公表に際して同社では次のように述べている。

「経済産業省の調査によると、韓国のBtoC-EC市場規模は、2020年時点で1,106億米ドル(約14兆7,485億円)と、2019年時点の871億米ドル(約11兆6,148億円)と比較すると、1年の間で市場が大きく拡大しています。また、インターネット利用者のインターネットショッピング利用率は6割を超えており、越境ECでの購入先のトップ3はアメリカ、中国、日本となっています。このような背景から『Cafe24』は、今後も拡大が見込まれている韓国のEC市場と越境ECによる日本製品へのニーズに対応するとともに、日本国内のEC事業者の韓国越境ECによるビジネス成長をサポートするべく、韓国の主要な3つのECモール『Gmarket』、『SSG.COM』、『Auction』とのシステム連携に至りました」

このように韓国のEC市場の中でも、多くの人に利用されている主要な3つのECモールとの連携により、EC事業者の更なる販路拡大によるビジネス成長に期待がかかる。Cafe24 Japanは今後について、多くの事業者のECビジネス成長を支援するため、国内企業との連携を強化しEC事業者のニーズに応えるサービス提供に力を入れるとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。

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