BEENOS Entertainment株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：内海 拓郎）が展開しているエンタメ特化型ECサイト構築サービス「Groobee」は、構築したECサイト上へのSNSの埋め込みに対応した。

商品情報を知ってもらい、拡散につながる

BEENOS株式会社（東証プライム：3328）の連結子会社であるBEENOS Entertainmentは、同社が展開しているエンタメ特化型ECサイト構築サービス「Groobee（グルービー）」において、2022年9月よりGroobeeにて構築したECサイト上へのTwitter、FacebookなどのSNSの埋め込みに対応した。

同社は、ECサイト上へのSNSの埋め込みによってファンに通知したい情報をタイムリーに開示できることから、ユーザーと運営間でのタイムラグが発生することなく情報を伝えられ、ユーザーのダイレクトな投稿のシェアが可能となり、より販売商品について知ってもらえる機会が広がるとしている。

エンタメ特化ECサイト構築サービス“Groobee”

BEENOS Entertainmentが提供するEC構築・運用サポートサービスGroobee（グルービー）は、アーティスト・アニメやキャラクターのコンテンツに特化した、エンターテインメントに最適な機能が実装されたサイト構築サービスだ。初期費用0円からスタートでき、販売商品情報があれば、サイト上のクリエイティブ、CS対応から物流対応までGroobeeがサポートされる。

１つのブランド商材を取り扱う単独型のECサイト構築に加え、アーティストやコンテンツが複数存在する場合は、モール型でのECサイト展開や海外販売、またSaaSとしての提供も行われており、すでにECサイトを制作済みの企業のリニューアル時に新たな機能（海外販売やオンデマンド機能など）を追加してさらにリッチなECサイトを構築することも可能だ。

購入体験の楽しみを最大化する

公表に際して同社では次のように述べている。

「ECサイトはインターネットを利用するサービスであることからSNSとの親和性が高く、EC上で購入された商品をSNSに画像をアップロードしたり、感想を書き込まれるユーザーが多数いらっしゃいます。SNSは即時性が高く、ECオーナーにとってはタイムリーな情報を広くユーザーに伝えるためにも活用されています。ECサイト上にSNSを埋め込むことによってこうした情報の開示やユーザーの感想のシェアがSNSをご利用でないユーザーにも広くお伝えすることが可能となり、ユーザーはECサイト上で商品を見ながら新たなイベント・商品情報をキャッチすることができます」

同社では「ファンもアーティストも楽しめるECサイトをつくる」ことを目標に掲げ、ECサイト構築サービス「Groobee」の提供によってこれまで多くのアーティストやIPとファンをつないできた。

コロナ禍以降、エンタメ業界でもオンライン化が進み、DXの流れが加速している。バーチャル空間でのライブやショッピング、ゲームのプレイなどエンターテインメント業界における技術は日々進化し、リアルとオンラインの連携や異なるオンラインのプラットフォーム同士の連携強化がさらに進みそうだ。

BEENOS Entertainmentはこうした状況を踏まえて、アーティストやキャラクターなどのコンテンツとファンをプロダクトによって繋ぐECサイトを単なる物販サイト以上に「購入体験の楽しみを最大化する」エンターテイメント性の高い場にし、ファンコミュニティを活性化するツールとして活用することが重要だと考えてきたそうだ。

そこでカギとなるのが、過剰在庫や在庫不足による販売機会損失、煩雑な運営、MDといった課題に対応することだ。同社は「Groobee」によってそれらの解決を目指し、より深化するエンタメジャンルとオンラインの融合を後押しするとしており、エンタメ特化型EC構築サービスとして、さらにその存在感を高めることになりそうだ。