NFTマーケを最短翌日から始められる【Drops】提供開始

ECのミカタ編集部

ゼロスリー株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:石井 貴大、以下「ゼロスリー」または「同社」)は、「Drops」をリリースした。

ユーザーの意見を聞く「投票」が可能に

ゼロスリーは、最短翌日からNFTの発行・マーケティング活動の開始が可能な企業向けサービス「Drops(ドロップス)」をリリースした。同社によればDropは、「NFTに興味があるけど、何から始めれば良いか分からない」といった課題を抱える企業のマーケティング担当者に向けたNFTマーケティングツールだとしている。

Dropsの最も大きな特徴は、「企業によるユーザーコミュニティの形成」が可能な点にあるという。同社は、コミュニティ形成の目的を「企業とユーザーの共創の場」と定義しており、それを可能にするためDropsでは、「投票」機能を提供している。

これによりコミュニティ内で企業がユーザーに対して質問を投げかけ、ユーザーがそれに回答する事が可能だ。例えば、新商品に関するネーミング案の投票や、キャンペーン内容の告知を兼ねたプロモーション案の投票など、NFT保有ユーザーの意見を取り入れた形でのサービス運営を行う事などが想定される。

「Drops」機能概要

「Drops」機能概要

◆NFT発行機能

デジタルデータから企業のNFTを発行することが可能だ。ユーザー向けのデジタル会員証、イベントの参加記念など、様々な用途で活用可能なNFTの発行をシステム上で実現する事ができる。また導入事業体にとって最適なNFTプロジェクトを企画からサポートするプランも用意されている。

◆ストア構築機能

好みのデザインを選択し、NFTストアを構築できる。ノーコードで構築することが可能で、クレジットカード決済にも対応を予定している。

◆投票機能(NFTホルダー限定)

NFTを認証して、コミュニティに参加できる。NFTを使用することでコミュニティ内の投票機能を利用可能だ。

NFTを新たなマーケティング手段として確立させる

公表に際して同社では次のように述べている。

「昨今、ニュース等でNFTが取り上げられる機会が増えていますが、一方で企業がNFTをマーケティングに活用する際のハードルが非常に高いという課題があります。当社では、企業向けのNFTマーケティングに特化したツールを提供することにより、NFTを新たなマーケティング手段として確立させる事を目指しています。従来のマーケティング手法とは異なる、NFTならではの特徴として『コミュニティ』の存在が挙げられます。当社では、NFT保有者のみが参加出来る独自のコミュニティ構築ツールを提供する事により、継続的かつ新しいユーザー体験の構築を目指します。また今後は、投票以外の様々なコミュニティ活性化機能の追加提供や、NFTの分析に関するツールの提供を予定しています」

また同社は、投票によるコミュニティ形成を通じて、ユーザーのサービスやブランドに対する愛着を可視化し、ユーザーと企業が一緒に良いサービスを創り上げていく場を提供したいとしており、ECをはじめとした多くの企業のマーケティングにおいて新たな風を吹き込むことになりそうだ。

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