Buyee、シュッピンECサイトの海外販売をサポート

ECのミカタ編集部

「Buyee」を運営するtenso株式会社(以下「tenso」または「同社」)は、シュッピン株式会社(本社: 東京都新宿区、代表取締役社長CEO :小野 尚彦、以下「シュッピン」)が運営するECショップの海外向け販売のサポートを開始した。

海外の消費者にさらに訴求

BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社で、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」をtenso社は、シュッピン社が運営するECショップ「Map Camera」「GMT」「BRILLER」「KINGDOM NOTE」「CROWN GEARS」の海外向け販売のサポートを開始した。

シュッピンは、「『価値ある新品と中古品』を安心・安全に取引できるマーケットを創造し、社会貢献をすること」を理念として掲げている企業だ。シュッピンは、「カメラ・腕時計・ブランド品・万年筆・自転車」といった多岐にわたるアイテムのリユース品と新品双方をECサイトで取り扱っている。

これらの商品は、海外の顧客からの需要が高くBuyeeでも人気のジャンルとなっているそうだ。そうした背景から海外のユーザーにオンラインショッピングをさらに訴求できるよう「Buyee Connect」を導入したとしている。

国内向けECをシームレスに越境対応に

国内向けECをシームレスに越境対応に

今回の「Buyee Connect」導入を通して、シュッピンが運営する各ECショップのサイト上に新たに海外からのアクセス者に向けた専用カートが開設され、海外の顧客向けの購入利便性向上につなげるとしている。「Buyee Connect」は、タグ設置のみで自社ECサイト上に海外専用カートを開設することができ、世界118の国と地域での顧客がシームレスに購入できるサービスだ。

「Buyee Connect」の導入により、ECサイト事業者は国内ECのオペレーションを変更せずに越境EC対応が可能で、多言語CS対応、海外配送、決済などの必要な機能は全て「Buyee」が対応するという。「Buyee Connect」は初期費用、月額費用ともに無償で提供されている。

相乗効果に期待

相乗効果に期待

公表に際して同社では次のように述べている。

「tensoをはじめとしてBEENOSグループは、モノ・人・情報を『日本から海外へ』、『海外から日本へ』と双方向に繋ぐグローバルなビジネス展開を強みとしております。今回の『Buyee Connect』導入により、シュッピンが運営する各ECショップの販売機会の拡大を図り、海外のお客様のさらなる満足度向上を図ってまいります」

円安の影響もあり、海外から日本商品に向けられる視線は熱度を増している。そうした中、越境ECにとっては好機とも言え、同社のソリューションはその価値をさらに高めることになりそうだ。

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