UPBONDがデジタルコミュニケーションサービスモデル「Dコミ」を開発

ECのミカタ編集部

「プロモーション連動型」デジタルコミュニケーションサービスモデル『Dコミ』を開発

株式会社UPBOND(以下:UPBOND inc.)はディー・キュービック株式会社(以下:DCC)との協業によるサービスの第1弾として、プロモーション連動型デジタルコミュニケーションサービスのモデル『Dコミ』を公表した。

成約率の高いチャネルへの誘導

「Dコミ」は、これまで分断されていた顧客IDや顧客情報を統合し、プロモーション情報を問合せチャネルであるコンタクトセンターに連携することで、顧客に最適なコミュニケーションを提供するサービスモデルである。

問合せ対応時に、同意を得て集約された顧客情報を、コンタクトセンターに連携し活用することで、顧客の状況理解を深めた状態での対応を可能とする。

UPBOND inc.の提供するプラットフォーム(※1)を活用した自社会員ID統合、顧客情報連携、個別最適化されたプロモーション連携を行うことで、顧客の購買活動情報を集約し可視化していくとしている。 さらに、企業が配信しているプロモーション情報とも連携し、コンタクトセンターにおける配信情報に合わせたコミュニケーションの実施や、サイト訪問時の機会損失を抑制し、より成約率の高いチャネルへの誘導が可能となる。

(※1):「UPBOND Identity」による顧客情報統合、「UPBOND Communication」によるプロモーション連携

サービス活用パターン

「Dコミ」では事業者の顧客戦略、DX戦略に合わせ、活用シーンに応じた3つのサービス提供パターンを設定している。

以下、サービスパターンの相関イメージ

◆公式HP/公式ECサイトプロモーション連動型

▷公式HP/ECサイトでのプロモーションを中心に連動したデジタルコミュニケーション

▷成約率の高いチャネルへの顧客送客を行う

◆情報配信プロモーション連動型

▷広告・配信情報内容と自社サイトを連動したデジタルコミュニケーション

▷EC上での購買サポートや店舗などへの顧客送客を行う

◆ID、顧客集約情報活用プロモーション連動型

▷統合されたパーソナル情報による共感セグメントプロモーションを行う

▷より購買確率の高いユーザーにアプローチを行う

UPBOND inc.はDCCとともに、BtoC事業者に向け、「デジタル」と「アナログ」を融合したコミュニケーションにより商品認知から購買支援までを一気通貫でサポートするサービスモデルとして、今回の『Dコミ』を開発したとしている。UPBOND inc.のシステムテクノロジーを活用した顧客ごとに最適なコミュニケーションは、DCCの強みであるセールスコミュニケーション力で更に高い効果を発揮することが可能となる。今後、両社のノウハウと技術を融合することで、さらなる体験価値をどのような形で提供していくのか注目すべきと言えるだろう。

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