インドネシア進出支援のカケモチ、越境EC運用代行を月額3万円で提供

ECのミカタ編集部

カケモチ株式会社(本社:福岡県福岡市 代表取締役:柳沢孝一、以下「カケモチ」または「同社」)は、インドネシア向け越境EC運用代行サービスについて3万円での提供を開始した。

10万円のサービスを3万円で提供

カケモチは、2022年11月より、10万円で提供していたインドネシア向け越境EC運用代行サービスについて3万円での提供を開始した。同サービスでは越境ECに必要なオペレーション業務について同社によってすべて代行されるため、クライアント企業は指定倉庫に商品を配送するのみだという。

またカケモチは、幅広くインドネシア進出支援をしているため、出店後に必要となる業務についてもサポート可能だとしている。具体的には、広告運営・SEO対策・SNS運用、インドネシア語のWebサイト制作など、Webマーケティングの支援の他、越境ECの運用だけでなく、売上を上げていくための集客についても相談に対応する。さらに商品登録(BPOM取得)倉庫の確保なども対応可能とのことだ。

越境EC支援サービス概要

越境EC支援サービス概要

◆オペレーション業務

開始前の準備として現地ECモール出店に必要なアカウント構築、ページ制作、翻訳業務、決済システム、開始後の全てのオペレーション業務、通関などの国際物流業務を代行する。

◆ユーザーやモール対応

インドネシア人ユーザーからの商品についての問い合わせも全てインドネシア語で対応する。

◆報告は全て日本語で丁寧に実施

ECモール運用やユーザー対応はインドネシア語、顧客事業者への報告は日本人マーケターが日本語にて行う。ECモール運用中にご不明点や疑問点が生じたら日本語で担当に確認できる。

年率+20%で成長するインドネシアEC市場

年率+20%で成長するインドネシアEC市場

公表に際して同社では次のように述べている。

「カケモチはインドネシア進出に関わる多様な業務をサポートしていますが、そのなかでも今注目している事業が越境EC事業です。東南アジアのEC市場は年々拡大しており、インドネシアの市場規模は全体の半分を占め、年間平均20%で伸びています。一方で、文化や言語の違いや物流・越境ECの全体像を掴みにくいといった理由から参入障壁が高いとも言われています。そこで、カケモチでは越境EC×Webマーケティングを軸に、日本語を話せる現地スタッフとともにインドネシア進出を支援しています。現在では、円安によって日本製品の価格が下がっており、海外進出することで収益を上げやすくなっています。この好況を活かしてインドネシア進出をする企業を増やすため、10万円で提供していた越境EC運用代行サービスを3万円で提供することにしました」

人口が2億7千万人を上回るインドネシア。国民の購買力も向上しており、越境EC展開を考える上でも魅力的な市場となっている。歴史的な円安という好機が到来していることもあり、インドネシアにフォーカスしているEC事業者にとって、同社のサービスは有力な選択肢ともなりそうだ。

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