【LivePocket翌月後払い powered by atone】運用開始
株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:柴田紳、以下「ネットプロテクションズ」または「同社」)は、エイベックス・エンタテインメント株式会社が運営する「LivePocket-Ticket-」において、同社の「atone」の機能を「LivePocket翌月後払い powered by atone」として本格運用を開始した。
atone機能をホワイトラベル提供
ネットプロテクションズは、エイベックス・エンタテインメント株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:黒岩克巳、以下「エイベックス・エンタテインメント」が運営するチケット販売プラットフォーム「LivePocket-Ticket-」)において、同社のカードレス後払い決済「atone(アトネ)」(以下「atone」)の機能をホワイトラベル提供し、「LivePocket翌月後払い powered by atone」として2022年11月より本格的に運用を開始した。
なおホワイトラベルとは、ある企業が作った製品やサービスを、他の企業が自社ブランドとして販売・運用することで、類義語としてOEM(Original Equipment Manufacturing)などがある。
「atone」導入で期待されるUX向上ポイント
「atone」はスマートフォンに最適化された後払い決済サービスで、オンラインでの物販やデジタルコンテンツ販売との親和性が高いことが特徴だ。
▶クレジットカードを必要としない後払いで、決済時の離脱(かご落ち)を防止。
▶イベントの開催直前まで販売する当日券にもスムーズに対応できる。
▶支払い方法は月1回のまとめ払いで、コンビニ払いや銀行ATM、口座振替などユーザーの都合に合わせて選べる。
同社は、これらの多機能性が評価され、今年11月より本格的に運用を開始することになったとしている。
決済手段の新たな受け皿
「LivePocket-Ticket-」では、これまでクレジットカードやキャリア決済、コンビニ前払いを決済機能として導入されており、ユーザーの中にはクレジットカードを持っていない人や、持っていても使いたくない人が一定数いるため、その受け皿としてコンビニ前払い・キャリア決済が活用されてきたという。
しかし、コンビニ前払い・キャリア決済は、イベント中止による払い戻しに大きな負荷がかかること、また、サービスを利用するイベント主催者に、より安全に当日券を運用してもらいたいという点から、電子チケット販売に最適な決済機能の追加導入が検討されていたそうだ。
こうした点から、チケット販売プラットフォーム「LivePocket-Ticket-」が後払い決済「atone」の機能提供を受け、「LivePocket翌月後払い powered by atone」として本格運用をするに至ったとのことだ。幅広い決済手段を導入することは、ECにおける「かご落ち」を防止する上でも重要だ。また購入者における満足度の向上にもつながり、今回の本格運用開始によって、EC事業者と顧客双方にとって、新たなベネフィットがもたらされることになりそうだ。