越境EC支援のジグザグ、決済機能に『Alipay+』を導入

ECのミカタ編集部

株式会社ジグザグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲里一義、以下「ジグザグ」または「同社」)は、同社が開発した「WorldShopping BIZ」において、アントグループ(本社:中国浙江省杭州市、取締役会長兼 CEO :エリック・ジン)が展開する「Alipay+」を導入した。

海外ユーザーにシームレスな購入体験を

ウェブインバウンド・越境EC支援を行うジグザグは、国内EC事業者向けに同社が開発した「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」において、アントグループが展開するグローバル・クロスボーダー電子決済およびマーチャント向けマーケティングソリューション「Alipay+(アリペイ プラス)」を導入した。

これまで、「WorldShopping BIZ」の提供している決済サポート内容として、海外ユーザーが国内の商品を購入する際には、

・海外主要クレジットカード
・PayPal
・銀聯
・Alipay
・Amazon Pay

などの決済手段が利用可能となっていた。今回の「Alipay+」導入では、既存の決済機能に加えて、アントグループとそのグローバルパートナーが共創した「Alipay+」の利用を通じて、モバイルサービスと親和性の高い若年層を中心に、より多くの海外在住ユーザーにシームレスな購入体験を提供できるようになったとしている。

Alipay+導入によって利用可能になる決済機能

Alipay+導入によって利用可能になる決済機能

▶Alipay(中国本土)

▶Alipay HK(中国香港)

▶Touch'n Go eWallet(マレーシア)

▶Gcash(フィリピン)

▶Kakaopay(韓国)

▶TrueMoney(タイ)

▶DANA(インドネシア)

モバイルネイティブな若年層に訴求

モバイルネイティブな若年層に訴求

公表に際して同社では次のように述べている。
                   
「日本語のECサイトにJavaScriptタグをたった1行追加するだけで228の国と地域に向けて海外販売対応が実現する『WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)』は、海外販売をはじめたいすべての事業者に対して、多言語対応・海外決済・海外配送をまるごとサポートすることで、最短1日で国内ECサイトの越境EC対応を可能にするサービスを提供しています。銀行口座やクレジットカードを持たずにモバイルサービスと親和性の高い若年層が市場をけん引し、各モバイルウォレット提供企業もユーザー獲得や利用促進のために積極的に活動していることを受けて、今回の『Alipay+』導入を決定いたしました。これにより、インターネットインフラが整っていて、モバイル接続の土壌があるアジア市場での消費拡大に効果が期待されます」

また同社は、「WorldShopping BIZ」を利用している国内EC事業者と、海外に在住しているユーザーをつなぐ越境ECプラットフォームとして、コロナ禍で失われたインバウンド消費を「ウェブインバウンド®」、越境ECを通して、より多くの国内EC事業者と海外ユーザーに利用してもらえるよう、サービスの利便性向上に努めるとしており、同社の越境EC支援がさらに加速することになりそうだ。

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