日本ワイン専門EC「わいんびと」がパートナーシップを拡大

ECのミカタ編集部

株式会社LASTSHIP(本社:広島県広島市、代表取締役社長:山下武、以下「LASTSHIP」または「同社」)は、同社の「わいんびと」を通じたパートナーシップ締結を拡大したことを公表した。

8県20生産者に拡大

日本ワインの文化振興・販売促進事業を展開するLASTSHIPは、LASTSHIPが運営する日本ワイン専門のモール型ECプラットフォーム「わいんびと」(以下「わいんびと」)を通じたパートナーシップ締結を8県20生産者に拡大した。その8県は「岩手県、山梨県、長野県、青森県、宮城県、福島県、広島県、鳥取県」となる。

わいんびとは、「日本ワインを近くする。」をコンセプトに、日本各地の日本ワイン生産者から直接ワインを取り寄せできる、日本ワイン専門のモール型ECプラットフォームだ。日本ワインならではの「距離の近さ」を活かした安心の生産者直送で流通によるワインへの負荷を最小限に抑え、デリケートなワイン本来の味わいを損ねることなく国内最短ルートでの配送を実現。初めての人でも安心して購入できるよう、生産者に直接ワインの質問や相談ができるメッセージ機能も提供しているという。

パートナーシップ概要

パートナーシップ概要

日本ワイン生産者のほとんどが中小零細事業者であり、個社では運用が難しい販売システムとPR機会を「わいんびと」を通じて提供することで、日本ワイン生産者の認知向上および積極的にチャレンジできる環境づくりを促し、ワインおよび情報発信の品質向上を図るものです。以下に紹介するPR施策例をはじめ、様々な企画でサポートしている。

その中で、PR施策の例として日本ワインの産地PR支援プログラム「ヴィンテージレポート」がある。日本ワインの産地動向を年次で分かりやすく伝え、日本ワインの飲用体験をより価値のあるものにするためのプログラムだ。ヴィンテージは、ぶどうの収穫年を指し、ヴィンテージレポートは「ぶどうの生育」「収穫時期」「ワインの出来」で整理してヴィンテージ動向をまとめたものとなっている。

日本ワインの購入体験の価値向上を

このようにLASTSHIPは、「わいんびと」を通じて、日本各地の日本ワイン生産者向けにPRおよび販売支援を通じたファンづくりの場を提供している。今回、「岩手県、山梨県、長野県、青森県、宮城県、福島県、広島県、鳥取県」の8県20の日本ワイン生産者とのパートナーシップ締結によって、日本ワインの取り扱いを拡大させた。

同社は、これによりユーザーの選択肢が増え、生産者や産地毎の味わいの違いなど、日本ワインならではの多様性を楽しんでもらいやすくなるとしている。それに加えて、LASTSHIPは日本ワイン生産者の活動をPR・販売面でサポートしながら、共に日本ワインならではのワイン文化創造を推進し、日本ワインの購入体験の価値向上を目指す取り組みを進めるとしており、これからの支援策の深化にも注目と言えそうだ。

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