ecbeing、予約商品もAmazon Payの利用が可能に

ECのミカタ編集部

株式会社ecbeing (読み方:イーシービーイング、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:林雅也、以下「ecbeing」または「同社」)は、同社の「ecbeing」についてAmazon Pay CV2再オーソリ機能を最新版パッケージの標準機能として搭載することを公表した。

Amazon Pay CV2再オーソリ機能を標準搭載

ecbeing社は、同社が提供するECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」について、Amazon Pay CV2再オーソリ機能を最新版パッケージの標準機能として搭載することを公表した。

これにより事業者は、注文から発送まで30日以上の期間がある予約商品においてもAmazon Payの利用が可能となった。また同社は、既存パッケージを利用中のユーザーもアドオンでの導入が可能だとしている。

Amazon Pay CV2再オーソリ機能概要

Amazon Pay CV2再オーソリ機能概要

Amazon Pay(新バージョンCV2)は、Amazonアカウントに登録された住所情報と支払い情報を利用してAmazon 以外の ECサイトでスピーディに買い物ができる ID 決済サービスだ。今回、2022年11月にAmazon Pay CV2において再与信作業を自動で行う再オーソリ機能が「ecbeing」の標準機能として搭載された。

これにより事業者は、注文から発送まで30日以上の期間を要する予約商品や受注生産品にも運用負担なく、Amazon Pay CV2を利用できるようになった。この再オーソリ機能により、新規顧客のさらなる獲得や代引き利用による受取拒否、販売機会ロス等のリスク軽減も期待できるとしている。

EC事業者のオーソリ処理がスムーズに

Amazon Pay CV2は通常、注文時に取得したオーソリの有効期限が30日となっており、有効期限を超えると自動的にオーソリのステータスがキャンセルとなる。今回、ecbeingにて対応したAmazon Pay CV2再オーソリ機能は注文の有効期限が30日以上であっても180日以内であれば、Create Charge APIを呼び出せる。

これにより、自動的に再度オーソリ処理が行われ、発送時に事業者側で再度オーソリ処理を実施する必要がなく売上請求が可能になる。さらにAmazon Payを利用している顧客にとっても、通常の商品と同じように限定の予約商品や受注生産商品もスムーズに買い物ができるようになった。

またecbeingでは、すでに今回の再オーソリ機能の先行導入事例としてETVOS(エトヴォス)にてリリースをおこなっているとしている。ecbeing では Amazon Pay の導入ユーザーが年々増加傾向にあり、今回の再オーソリ機能を標準機能として搭載することにより、事業者にとって便利で顧客にもスムーズで安心できる購買体験が提供できるとしており、それらを通してECプラットフォームとしての価値がさらに高まることになりそうだ。

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