ebisumartがSmartpayと連携、手数料0で後払い決済を導入可能に

ECのミカタ編集部

株式会社インターファクトリー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:蕪木登、以下「インターファクトリー」または「同社」)が提供する「ebisumart」は、株式会社Smartpay(本社:東京都港区、マネージングディレクター兼最高収益責任者:大坪直哉、以下「Smartpay」)が提供する「Smartpay」とのシステム連携を開始した。

決済手段でSmartpayを利用できるように

インターファクトリーが提供するクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」は、国内クラウド型ECプラットフォームとして初めて、Smartpay社が提供する「Smartpay(スマートペイ)」とのシステム連携を2023年2月1日(水)より開始した。これによりebisumartでECサイト構築を行ったEC事業者は、決済手段の1つとしてSmartpayを利用できるようになる。

Smartpayは、商品購入時の利息や分割手数料をかけずに3回払いが利用できる後払い決済(BNPL)サービスだ。ユーザーはSmartpayアカウントに登録済みの個人情報、クレジットカード、銀行口座、Google Pay、Apple Payを利用し、スムーズな買い物が可能となる。

Smartpayの特徴

Smartpayの特徴

同社がまとめるSmartpayの特徴は次の通りだ。

◆手数料無料の後払いサービスでユーザーの利便性向上

分割手数料を要さずに3回払いを利用できるだけでなく、利息の負担もない。Smartpayの後払い決済では、3回の均等分割払いの期間設定を行うだけで、代金がクレジットカードや銀行口座から自動で引き落としされるため、ユーザーは払込用紙での支払いや振込手数料の負担がかからない。

◆カゴ落ち防止および購入単価の向上に貢献

ユーザーのカート追加から注文完了までに発生する手間や負担を軽減することで、商品購入のハードルを下げ、自社ECサイトにおけるカゴ落ち防止および高額商品の購入や、商品点数の増加による購入単価の向上につながる。

◆不正決済リスクに対する工数削減

購入代金はユーザーが指定したクレジットカードまたは銀行口座より自動で引き落としされるため、EC事業者は、不正決済やチャージバック(不正利用等の理由によるユーザーの支払い拒否)などのリスクを管理することができ、EC運用における不正決済リスクにかかる工数の削減につながる。

CVR改善やAOV向上に寄与

CVR改善やAOV向上に寄与

公表に際して同社では次のように述べている。

「国内クラウド型ECプラットフォームとして初めて、ebisumartがSmartpayと連携することにより、ebisumartを利用するEC事業者様がより多くの決済手段の中からユーザーのニーズに合わせた決済手段を選択できるとともに、支払い時の利便性の向上によるコンバージョン率の改善、AOV(平均注文金額)の増加が見込めます」

ECにおいて多様な決済手段を利用できるようにすることは、決済における顧客の利便性を向上させ、「カゴ落ち」の低減につながる。今回、国内クラウド型ECプラットフォーム「ebisumart」が「Smartpay」との連携を開始し、利息・手数料ゼロで3回分割の後払い決済サービスをより手軽に導入可能になったことで、ebisumartでECサイトを構築した事業者の決済手段を通したCVR改善やAOV向上に寄与することになりそうだ。

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