ZETAがアドインテとリテールメディア構築で業務提携を実施
ZETA株式会社(本社:東京都世田谷区、以下「ZETA」または「同社」)は、株式会社アドインテ(本社:京都府京都市、以下「アドインテ」)とリテールメディアにおける共同事業展開に向けて提携したことを公表した。
リテールメディアにおける共同事業を展開へ
EC商品検索・レビュー・ハッシュタグ・OMOソリューションを提供するZETAは、IoTとAIを活用し流通小売業・メーカー向けDX支援、リテールメディア開発、運用を行う、アドインテとリテールメディアにおける共同事業展開に向けて提携したことを公表した。
◆株式会社アドインテについて
IoTとAIを活用して、オフラインのタッチポイントより収集したデータから店舗や顧客の分析を行い、オンラインデータとオフラインデータの統合によって、広告販促プロモーションを一気通貫で提供するリテールテックベンチャーだ。独自開発したIoT端末などを活用し、オンライン・オフライン全てのユーザータッチポイントをデータ化することで、流通総額国内最大規模のリテールメディアDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)事業を展開している。
◆ZETA株式会社について
EC向け商品検索エンジン・レビュー・ハッシュタグ・OMO・レコメンド・サイト内広告・DMPなど、コマースの包括的なマーケティングを実現する「ZETA CXシリーズ」を開発・提供。カスタマイズ性の高さ・安定性・柔軟性を兼ね備え、大規模かつ高負荷のサイトに対応しているほか、リアル店舗との連携でユーザーにシームレスな購買体験を提供するマーケティングソリューションをシリーズ化して提供することで、ユーザー体験の最適化と売上拡大に寄与している。
リテールメディア領域を広くカバーする
公表に際して同社では次のように述べている
「ECの拡大・3rd Party Cookieの規制が進む中において、新たなメディアとして世界的に急成長しているリテールメディアは、2024年にはUSにおける広告費が611億5000万ドルに達する見込みであると予測されており、日本国内においても各企業の取り組みが活発化しています。ZETAでは主力製品であるEC商品検索・サイト内検索エンジン『ZETA SEARCH』の技術を活用し、検索クエリをもとに広告を表示するエンジンとしてサイト内広告最適化エンジン『ZETA AD』を2015年6月にリリースしており、2019年4月にはプロモーションサーチに対応するなど、機能を進化させています。
またグループ会社であるデクワス株式会社(本社:東京都港区、以下デクワス)では、広告配信基盤の強みや運用の知見を活かした検索連動型広告ソリューション『デクワス.LISTING』を2022年7月に発表いたしました。このたびの国内トップクラスのリテールメディア構築支援の実績を持つアドインテとの提携により、広範囲のリテールメディア領域をカバーして配信・運用・分析が行える共同事業を展開すべく、顧客の獲得や新サービスの開発等を両社で強化し進めてまいります。サービス内容・導入事例につきましては、今後改めてプレスリリースの形式にて発表いたします」
急速な拡大と多様化が進むEC市場を前にして、両者の提携によって、広範囲のリテールメディア領域をカバーした形での「配信・運用・分析」が行える共同事業の展開がなされるとしており、顧客の獲得や新サービスの開発などが強化・推進されることになりそうだ。