ULTRA SOCIALとecforceのSUPER STUDIOが協業 「ULTRA STUDIO」を立ち上げインタレストコマース®を開始
ULTRA SOCIAL株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋亮太、以下「ULTRA SOCIAL」または「同社」)は、株式会社SUPER STUDIO(所在地:東京都目黒区、代表者:代表取締役 林紘祐、以下「SUPER STUDIO」)とのインタレストコマース®事業で協業を行い、TikTok上でブランドのEC事業を支援する「ULTRA STUDIO」を開始したことを公表した。
加速度的に広がる「興味(インタレスト)EC」
ULTRA SOCIALは、2023年5月29日にSUPER STUDIOとのインタレストコマース®事業で協業を行い、TikTok上でブランドのEC事業を支援する「ULTRA STUDIO」を開始したことを公表した。同社によれば、ecforce利用企業にソリューションを優先提供するという。
同社はまた、インタレストコマース®について次のように述べている。現在EC先進国と呼ばれる中国やその他東南アジア諸国についてSNSはEC販売と密接に連携しおり、「興味(インタレスト)EC」と呼ばれている。様々なコンテンツを投じてユーザーに興味喚起から購入を促進するインタレストコマース®のモデルが、伝統的な検索から流入してくるECと比較して加速度的に伸長している。
インタレストコマース®ソリューションの概要
TikTok上の広告に加えて、同社が独自で育成したLIVEも動画も生成可能な新しいデュアルクリエイターと、商品紹介に特化したライブコマース中心の運営を行うメディアをTikTok上で運営する。
またSNSのアカウントプロフィールページからインタレストコマースシステムを通じてそのまま商品購入できる仕組みを提供する。同システム掲載についてはChatGPTによるブランドページの自動生成機能も搭載されており、ブランドやマーチャントにとって最適かつ最速で掲載をすることも同時に実現しているという。
同社は、先行事例としてD.W.Mを挙げている。この事例では、インタレストコマースソリューションによって期間中のEC売上が40%アップし、トラフィックも30%アップしたとのことだ。
D.W.M関係者のコメント
「本ソリューションを聞いた時に、これは世の中のECマーケティングが変わると確信しました。そのためトライアル段階とは聞いていたものの、即座に実施をさせていただきました。結果としても6000円前後の高価格スキンケアのブランドでありながらも、インスタグラムなどで同様のことを実施していた時よりも圧倒的に効果がよく、TikTok上でこのようなソリューションが本格的に立ち上がると聞いて嬉しく思います」
SNS・TikTokにおける期待値が日に日に高まっている
公表に際してSUPER STUDIO代表取締役社長の林紘祐氏は、次のようなコメントを出している。
「この度、インタレストコマースの概念をいち早くマーケットに浸透されようとされているULTRA SOCIAL様と業務提携できること大変嬉しく思います。弊社サービス事業者様、ブランド様においても認知アップや売上拡大を目的としてSNSや特にTikTokにおける期待値が日に日に高まってきていると実感しております。そういった環境下で全く新しいマーケティングであり、革新的な取り組みを両社で実行できることワクワクしております」
このように今回、ULTRA SOCIALとecforceを提供するSUPER STUDIOが協業し、両社で「ULTRA STUDIO」を立ち上げた上でインタレストコマース®が開始された。ECにおけるマーケティングやプロモーションを考える上で、SNSは切っても切れない存在となって久しい。Z世代を中心に幅広い年代でSNSや動画プラットフォームから自身の興味に従った商品やブランドを検索する行動は顕著になってきており、彼らの興味や関心に訴求する両者の試みとその成果は、各方面から視線を集めることになりそうだ。