玩具買取・販売「トイズキング」&ホビーEC「T-BASE」がZenPlusを導入

ECのミカタ編集部

ZenGroup株式会社(所在地:大阪府大阪市、以下「ZenGroup」または「同社」)は、同社が運営する「ZenPlus」について、有限会社ヤマト(所在地:愛知県名古屋市、代表取締役:山本雅之)が展開する、「トイズキング」、ホビー販売店「T-BASE」の海外向け販売のサポートを開始したことを公表した。

世界181の国・地域のユーザーが購入可能に

越境ECをトータルで支援しているZenGroupは、同社が運営する越境ECモール「ZenPlus」を通して有限会社ヤマトが展開する、おもちゃ買取・販売「トイズキング」、ホビー販売店「T-BASE」の海外向け販売のサポートを開始した。同社は、これにより世界181の国・地域のユーザーが購入可能になり、海外での販売を強化し、日本の商品を世界に届けるとしている。

有限会社ヤマトは「新たな価値を生み出し、循環型社会の形成を共に」をミッションに掲げ、おもちゃ買取・販売「トイズキング」やホビー販売店「T-BASE」を運営している。おもちゃ買取・販売「トイズキング」は、日本トレンドリサーチの調査にて「お客様満足度の高いおもちゃ買取店」で第1位を獲得するなど、丁寧な査定対応に定評があり、人気のソフビ人形から、コラボレーションフィギュア等、限定商品などを取り扱う。

越境EC展開での課題を乗り越える

越境EC展開での課題を乗り越える

有限会社ヤマトが販売軸としているYahoo!オークションにおいて、海外在住の消費者からの購入が年々増加していたそうだ。海外に進出し、国内だけでなく、海外の顧客をターゲットとすれば、利益向上、事業拡大につながる可能性を感じており、また各出店モールのシステムに依存しない、販路拡大について課題感を持っていたという。

その上で自社での越境ECサイトの構築を考えるも、言語、決済、物流といった壁を感じ、一旦は断念していた。しかし、その課題を解決する上で「出店の際の申請におけるハードル(審査、必要書類、時間)が低い」「海外の顧客とのやりとりや問い合わせ対応はZenPlusが行う」「ZenPlusが海外発送を行うため、商品をZenPlus国内倉庫に発送するだけ」といった点に利点を感じ、越境ECモール「ZenPlus」の導入を決めたのだ。

最適な販促戦略の策定を行う

同社はまた、導入の経緯について次のように述べている。ZenPlusは出店に対する初期費用が必要なく、出品した商品が売れた際に商品代金の10%を販売手数料としてかかる仕組みだ。初期投資を抑え出品が可能でテストマーケティングに最適な部分も評価され「ZenPlus」が導入されたという。

現在「トイズキング」「T-BASE」で扱っているアイテムの中から、初回は約300アイテムを海外販売に対応し、今後、順次海外対応アイテム数を増やしていく予定で、テストマーケティングのデータを分析し、最適な販促戦略の策定を行うとしている。

また「ZenPlus」では、「おもちゃ・ホビー・ゲーム」カテゴリが伸長しているそうだ。日本発のアニメやゲームのキャラクターのグッズは、海外からの需要が高く、「ZenPlus」においてトップクラスの流通カテゴリとなっている。

ZenPlusをはじめとしてZenGroupは「世界の越境EC販売額20%を日本に」をミッションに掲げ、世界の越境ECにおける日本の販売額シェア20%を目指している。今回の「ZenPlus」導入により、「トイズキング」「T-BASE」の販売機会の拡大を図り、海外顧客のさらなる満足度向上を目指すとしており、これからの展開にも注目と言えそうだ。


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