越境EC『豌豆(ワンドウ)』が【島根ブランド】を中国消費者に向けて発信
「豌豆(ワンドウ)」を運営するインアゴーラ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:翁永飆、以下「インアゴーラ」または「同社」)は、島根県庁しまねブランド推進課海外展開支援室と株式会社ほっとこうち(高知県高知市)と連携し、島根県の名産品を特集した「島根館」を豌豆アプリ内に開設した。
自治体と連携した取組を推進
中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を運営するインアゴーラは、しまねブランドを海外展開する支援を行う島根県庁しまねブランド推進課海外展開支援室と企画取次会社である株式会社ほっとこうちと連携し、島根県の名産品を特集した「島根館」を豌豆アプリ内に開設した。
これまでインアゴーラは、豌豆アプリにおいて越境ECに適した多種多様な日本商品を取り揃え、日本商品ファンの中国の消費者向けに展開してきた。日本商品に特化した豊富なラインナップが特徴の豌豆アプリでは、「日本セレクトコーナー」という地方を特集したコーナーを設けており、地方自治体と連携した取り組みも行っている。
越境ECで島根の魅力を発信
島根県には、縁結びスポットとしても知られる「出雲大社」や世界遺産「石見銀山」、国宝「松江城」、庭園ランキング日本一の「足立美術館」や山陰の小京都「津和野」、さらにはユネスコ世界ジオパーク「隠岐諸島」など、広いエリアにわたり多くの人気観光スポットが存在する。
中国山脈を背に日本海に広く面し、山・川・海に恵まれた自然豊かな島根県は、古くから食文化も豊かで、バラエティーに富んだ多彩なグルメがある点も特徴だ。「島根館」では取り組みの第一弾として、(有)奥出雲薔薇園の飲料「プレミアムスパークリングローズ」や「ローズシロップ」、(株)出雲たかはしの「低糖質パスタ」など、食品カテゴリーの商品から販売を開始し、オープン以降は、日本酒の取り扱いなど商品数を随時拡充するとのことだ。
キャンペーンも実施
インアゴーラが運営する越境ECアプリ「豌豆」は、8月28日(月)にサービス開始8周年を迎える。これを記念し、「8周年祭」と題したビッグキャンペーンを8月5日(土)から8月31日(木)までアプリ上で開催するとのことだ。同キャンペーンを商機に、中国ユーザー間での「島根館」の認知度を高め、島根館出店企業の売上拡大をサポートするとしている。
また今後については、「島根館」を通じて島根県内の企業と「島根ブランド」の中国展開を全面サポートし、中国における認知拡大と販路拡大を図ると同時に、島根県内におけるインバウンドの需要拡大を目的に島根の魅力ある豊富なコンテンツを用いて島根の伝統・観光地・特産品の魅力も併せて発信するとしており、同社の越境ECプラットフォームを通した日本と海外との橋渡しがさらに強化されることになりそうだ。