【2023最新】Amazon用途別おすすめツール13選!必要な理由や種類まで

ECのミカタ編集部

【2023最新】Amazon用途別おすすめツール13選!必要な理由や種類まで

Amazon出品では、商品の選定や価格設定、商品ページ作成、在庫管理などに多くの時間と手間をかけることになります。また、商品選定や価格設定では、「Amazon内でどのような商品がどのような価格帯で販売されているのか」などのリサーチが重要となり、やみくもに出品するだけでは大きく売上を伸ばすことはできません。そこでAmazon出品に関するツールを導入することにより、業務負担を軽減しつつ売れる商品を選びやすくなるなど、売上アップへの大きなサポートとなります。

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Amazon出品のツールは大きく分けて5種類

Amazon出品のツールにはいくつかの種類がありますが、大きく以下の5つにわけられます。
●リサーチツール
●広告運用ツール
●在庫管理ツール
●価格改定ツール
●総合系ツール

特化したツールがよいのか、総合的にサポートできるツールがよいのかは、出品者によって異なります。状況に応じて必要なツールの導入を検討してみましょう。

Amazon内での需要や価格設定のリサーチに使えるツール3選

どのような商品をAmazonで販売する場合でも、出品前のリサーチは欠かせません。また、出品後もAmazon内の動向にあわせて価格設定を見直すことも、売上アップにつながる大切な要素となります。

以下では、Amazon内での需要や価格設定の調査に使えるリサーチツールを3つ紹介します。

ERESA(イーリサ)


https://eresa.jp/
ERESA(イーリサ)は、Amazon.co.jpとAmazon.comに出品中の13億以上の商品データを分析・リサーチできるツールです。

Amazonに出品されている商品の出品者や商品価格、ランキング推移・平均値、販売価格の推移、カテゴリランキングTop1000位など、さまざまなデータが閲覧可能。また、楽天市場やYahoo!ショッピングなど、Amazon以外のモール情報も取得できます。

無料版と有料版があり、無料版は会員登録をするだけで基本的な機能を利用できます。一方で有料版に関してはより快適かつ高度にリサーチしたい場合は有料版である「ERESA PRO」の利用を検討するとよいでしょう。

Keepa(キーパ)


https://keepa.com/#!
Keepa(キーパ)は、ブラウザの拡張機能をインストールすることで利用できる、Amazonの販売価格調査ツールです。Firefox、Chrome、Opera、Microsoft Edge、Safariに対応。インストール後にAmazonの商品ページを表示すると、価格や在庫の推移を閲覧できます。

日本国内だけでなくアメリカやイギリス、ドイツ、ブラジル、インド、中国など海外のデータも取得可能。有料版ではランキンググラフやFBA出品者の在庫数のチェックなど、すべての機能が使えます。

SellerSprite(セラースプライト)


https://www.sellersprite.com/jp
SellerSprite(セラースプライト)は、中国に本社をかまえる企業が運営するAmazon物販リサーチ・分析ツールです。

市場リサーチ・商品リサーチ・レビュー分析のほか、Amazon内で検索されたキーワードの抽出や特定キーワードの検索数および類似ワードの収集も可能。データはエクセル形式にてダウンロードできるため、オフライン環境でも活用できます。

Web版と拡張機能版の2種類あり、無料か有料かによって利用できるサービスの範囲が変わります。

Amazonでの広告運用に使えるツール3選

次に、Amzonでの広告運用に使えるツールを3つ紹介します。Amazon内での露出を増やして売上アップを目指すには、広告の運用が効果的です。より効率よくユーザーにリーチしたい方は、広告運用ツールの導入を検討してみましょう。

perpetua(パーペチュア)


https://perpetua.io/ja/
perpetua(パーペチュア)は、コンバージョンに期待できるキーワードに対して自動で入札額を最適化してくれる広告運用ツールです。Amazonでの広告費と売上高の比率を測るための指標である、「ACoS(Advertising Cost of Sale)」の目標値の設定により、24時間365日自動的に入札額を調整。

手動でキャンペーン管理する必要がなくなるため、コア業務にリソースをあてることが可能になります。料金プランは「ベーシックプラン」「プレミアプラン」それぞれに5種類あり、予算に応じて選べます。

amatopia(アマトピア)


https://amatopia.jp/
amatopia(アマトピア)では、設定した入札ルールに基づいて自動で広告を運用してくれます。商品検索結果ページや商品詳細ページに表示される、「Amazonスポンサープロダクト」のデータ分析も可能。

広告運用以外にも、出品管理や価格改定、顧客フォロー、商品リサーチなど、9つの機能が利用できます。料金は完全成果報酬制を採用しているため、無駄な費用をかける心配もありません。

日本以外にもアメリカやカナダ、イギリス、フランスなど11ヶ国に対応しており、越境ECを予定している事業者にもおすすめです。

Commerce Flow(コマースフロー)


https://commerce-flow.com/
Commerce Flowは、博報堂DYグループが運営する自動広告運用ツールです。従来であれば人が操作する作業をAIにまかせることで、工数やコストを削減。
また、商品のフェーズごとの広告戦略や、実績値をもとにした改善案の提案などもうけられ、自社商品にあわせた広告配信のサポートが受けられます。

料金プランは、「セルフ」月額広告費の5%、「ライト」月額広告費の5%+5,000円、「プロ」月額広告費の5%+50,000円の3つが用意されています。

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Amazonせどりで人気のツール3選

せどりは「売れる商品」をいかに仕入れられるかや、業務をいかに削減できるかが重要となります。

以下では、Amazonせどりで人気のツールを3つ紹介します。

NEW TYPE-DELTA TRACER(ニュータイプデルタトレーサー)


https://www.new-deltatracer.com/
NEW TYPE-DELTA TRACERは、膨大な商品データから「適正価格」「販売状況」「相場」が確認できるツールです。情報がチャートグラフで表示されるため、商品の仕入れの際にかかるリサーチ時間を削減できます。

また、KEEPA社と業務提携しており、「KEEPA+NEWTYPE DELTA TRACER」のデータ確認も可能。

Amazon以外にも楽天市場やYahoo!ショッピング、メルカリ、ヤフオクなどの販売状況も把握できるため、幅広いモールやサイトをリサーチしたい方におすすめです。

DELTA GIGA(デルタギガ)


https://www.deltagiga.com/
DELTA GIGAは、Amazonせどりや、転売のリサーチをおこなう「DELTAトレーサー」の上位版ツールです。

「ネットショップリサーチ機能」「独自ネットショップリサーチ機能」、「Amazonハック機能」「楽天ハック機能」の4つの機能で、Amazon物販の仕入れを効率化。DELTAトレーサーに蓄積されている数千万のデータから、1分間1300件の高速リサーチを実行します。

利用料金は月額10,800円ですが、4日間の無料お試し期間も用意されています。利用には「楽天アプリケーションID」が必要なため、未取得の方は事前に登録しておきましょう。

ARPAcart(アルパカート)


https://aucfan.com/static/user/arpacart/
ARPAcart(アルパカート)は、自動で価格を調整してくれるツールです。競合の価格を24時間365日チェックし、5分ごとに自動で改定。価格リミッターを設定できるため、任意の金額より勝手にさがる心配はありません。

また、出品〜売上管理や販売戦略、梱包、評価/お礼まで幅広くカバーできるツールのため、業務効率アップに期待できます。料金は月額4,980円(税込)で、初回登録月は0円で利用可能です。

Amazon出品の総合管理ツール4選

次に、Amazon出品を総合管理できるツールを4つ紹介します。Amazon出品者にとって役立つ機能が豊富に搭載されたツールを導入し、売上の最大化を目指しましょう。

tool4seller(ツールフォーセラー)


https://www.tool4seller.com/jp/
tool4sellerはAmazon出品に必要な、「店舗分析」「広告分析」「店舗管理」「販売管理」「商品リサーチ」の5つの機能を備えた管理ツールです。iOS・Androidに対応したスマホ向けアプリや、Chrome・Safari・Edgeにインストールできる拡張機能も用意されています。

21ヶ国のAmazonマーケットプレイスをサポートしているため、越境ECを検討している方にもおすすめ。利用状況にあわせて無料〜月額299.99ドルの月払い、もしくは無料〜月額249.92ドルの年払いからプランを選択できます。

D-plus(ディープラス)


https://dplus-tools.com/lp/
D-plusを使えば、事前に用意したテンプレートを選び、バーコードを読み込むだけで出品が完了します。また、出品コメントの自動入力や価格設定も手軽に実行でき、FBA商品の出荷・納品にも対応。作業中のデータは自動保存されるため、「間違えてブラウザを閉じた」という場合でも安心です。

無料プラン、ライト3,980円/月、スタンダード5,980円/月、プロ9,980円/月〜の4つの料金プランが用意されています。

プライスター


https://lp.pricetar.com/lp/pricetarlp/
プライスターは、月額5,280円で豊富な機能を利用できるAmazon販売の総合管理ツールです。仕入れに便利な「プライスターリサーチ」は、スマホのカメラもしくはスキャナーでバーコードをスキャンするだけ。仕入れ目安で粗利を確認できるという便利な機能です。

ほかにも、リサーチからそのまま出品できる機能や、自己発送・FBAの両方に対応したサービスなど、Amazon出品に関するすべての作業をまとめて管理できます。

マカド!


https://makad.pw/
マカド!は、価格改定〜出品〜販売管理をサポートする、高機能かつ高スペックな販売ツールです。ツール構造がシンプルなため初心者でも使いやすく、初期設定さえ済ませばあとは日々の微調整作業のみ。出品カテゴリーを考慮した自動価格改定ができるため、在庫の回転率アップにも期待できます。

インストール不要なツールなため、オフィスや自宅などインターネット環境さえあればどこからでもアクセス可能。利用料は月額4,980円、申し込みから30日間は無料で体験できます。

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Amazon公式ツール

以下では、Amazon公式が提供しているツールを紹介します。無料のツールも多数用意されているため、コストをおさえたい方は積極的に活用しましょう。

Amazon Seller Central


https://sellercentral.amazon.co.jp/
Amazon出品のベーシック管理ツールとなるのが、Amazon Seller Centralです。モール公式のツールのため信頼度が高く、基本的な機能はすべて網羅されています。

商品の登録・更新、在庫管理、支払い管理、FBA管理、サポートへの問い合わせなどの機能が搭載されており、Amazonに出品する際には必須のツールといえるでしょう。

Amazon Ads


https://advertising.amazon.com/ja-jp
Amazon Adsは、Amazon内での広告出稿に便利なツールです。

Amazonには「スポンサープロダクト広告」「スポンサーブランド広告」「スポンサーディスプレイ広告(旧:商品ディスプレイ広告)」の3種類あり、それぞれ掲載される場所・形態が異なります。料金はクリックで費用が発生する「クリック課金制」のため、無駄な広告費は不要。

理解を深めるためのコンテンツも豊富に用意されているため、広告についての知識がない方でも安心して利用できます。

Amazon Brand Registry


https://brandservices.amazon.co.jp/brandregistry
Amazon Brand Registryは、知的財産の保護をおもな目的としたAmazon公式のツールです。登録するだけで「自動プロテクション機能」「権利侵害の報告機能」によって、知的財産の権利を侵害する出品や内容を防止・報告。

Amazonストアへの出品者以外でも無料で利用できますが、登録には有効な登録商標(申請中でも可)などの情報が必要です。

Amazon Transparency


https://brandservices.amazon.co.jp/transparency
Amazon Transparencyは、商品ごとに識別する固有コードを使って偽造品が購入されないようにするサービスです。出品する商品にTransparencyコードを適用することで、購入者は商品の信ぴょう性をスキャンするだけで確認可能に。

Transparencyで認証された商品には、検索結果ページや商品詳細ページで専用のバッジが表示されるため、正規品としてのアピールにも有効です。

Amazon Business


https://business.amazon.co.jp/
Amazon Businessは、登録無料の法人・個人事業主向けの購買サイトです。個人向けのAmazonに加えて、決済手段や商品内容、価格などがビジネスに対応した内容となっています。法人価格や割引など、個人向けのAmazonサイトよりもお得に利用できる一面もあります。

1つのビジネスアカウントに複数のユーザーIDが紐づけられるため、従業員ごとにIDを付与できます。

FBA料金シミュレーター


https://sellercentral.amazon.co.jp/hz/fba/profitabilitycalculator/index
FBA料金シミュレーターは、Amazon出品の手数料やFBA手数料を計算できるシミュレーターツールです。Amazon出品者向けではありますが、一般ユーザーも無料で登録可能。

FBA料金シミュレーターに出荷費用を入力することで、異なる出荷方法の費用を比較してくれます。「手数料がいくらになるのか」を事前に把握しておくことで利益を計算しやすくなり、商品の価格設定にも役立ちます。

Amazon出品ツールに関するよくある質問

最後に、Amazon出品に関するツールのよくある質問を紹介します。「使うべきツールがわからない」という方は以下の内容を参考に、導入するツールを検討してみましょう。

Amazon出品のツールでおすすめを教えてください


どのような機能を求めるかによって最適なツールは異なりますが、Amazon出品では価格や需要のリサーチが必須となります。そのため、リサーチに特化した「ERESA(イーリサ)」のようなツール、もしくは総合型でリサーチ機能を搭載している、「tool4seller(ツールフォーセラー)」のようなツールを選ぶとよいでしょう。

Amazonで売上を上げるためにはどんなツールがありますか?


売上アップを目指すのであれば、以下のツールから検討するとよいでしょう。

●tool4seller(ツールフォーセラー)
●プライスター
●ARPAcart(アルパカート)

それぞれ無料試用期間もしくは無料プランが用意されているため、気になるツールがあれば一度申し込んでみるのがおすすめです。

Amazon出品ツールで無料で使えるものはありますか?


今回紹介したツールのなかには、無料プランが用意されているものも多数あります。ただ、有料ツールの「無料版」は機能が制限されてしまうため、出品数が多い場合や本格的に売上を伸ばしたい場合は、有料プランを検討するほうがよいかもしれません。

Amazon公式ツールは一部有料ですが無料でも十分活用できるため、まずは公式ツールを使ったあと、ほかのツールを検討するのもよいでしょう。

まとめ

Amazon出品の効率を高めつつ売上アップを目指すのであれば、出品に関するツールを使うのがおすすめです。ツールを使うことで業務にかかる手間と時間が削減でき、さらに売れやすい商品探しや価格設定が可能になります。用途や目的にあったツールを選び、Amazon出品の業務の効率化と利益の最大化を目指しましょう。

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