越境EC購入サポート【Buyee】が対応言語を18言語に拡大

ECのミカタ編集部

tenso株式会社(以下「tenso」または「同社」)は、同社が運営する海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」において、対応言語に新たに8言語を追加し、全部で18言語への対応を実現した。

新たに8言語を追加、サポート体制も構築

BEENOS株式会社(東証プライム:3328)の連結子会社であるtensoは、同社が運営する、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」において、対応言語に新たにフランス語、イタリア語、ポルトガル語、トルコ語、マレー語、ポーランド語、ベトナム語、ミャンマー語の8言語を追加し、これまでのものと合わせて18言語への対応を実現した。

さらに、ミャンマー語を除く17言語のカスタマーサポート体制を提供するとのことだ。同社は、これにより幅広いエリアの顧客における日本の商品購入時の言語の障壁を下げ、追加言語の使用エリアでの一層の購入促進が期待できるとしている。

対応言語を順次追加予定

対応言語を順次追加予定

海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」は、412万人(同社調べ)の海外ユーザー数を誇り、リピート率も高いサービスとして存在感を示している。Buyeeは海外顧客の利便性を追求し、1注文一律300円の業界最安値水準の購入手数料、北米やヨーロッパ・アジアへ向けた独自の物流サービスの開発による安価な国際配送料等を実現してきた。

今回の言語追加は、コロナ禍以降のオンライン消費の拡大や、2022年の歴史的な円安を契機とした東南アジアや南米など各エリアにおける利用拡大に対応し、顧客における利便性を向上させるべく実施したという。従来の10言語に、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、トルコ語、マレー語、ポーランド語、ベトナム語、ミャンマー語の8言語を追加し、対応言語を18言語に拡大。海外顧客は、Buyee上の翻訳言語を18言語から選択することが可能になった。

また対応言語の追加は、サイト翻訳だけではなくカスタマーサポートでも実施され、ミャンマー語を除く17言語でのカスタマーサポートが可能となった。海外顧客が言語的な障壁を感じずに安心して買い物できる環境を構築することにより、追加言語の使用エリアにおける購入促進も期待できるとしている。今後もニーズに応じ、対応言語を順次追加予定とのことだ。

訪日後のリピート買い需要拡大にも期待

BEENOSグループは越境ECのリーディングカンパニーとして、テクノロジーの力で日本から海外、海外から日本を双方向に結ぶグローバルプラットフォーム構築を掲げ、2023年第2四半期の流通総額は前年同期比で37.8%増と成長を続けている(同社調べ)。

今回の言語追加により追加言語の使用国のさらなる顧客獲得と、訪日数が増加している東南アジア各国やヨーロッパ各国の訪日後のリピート買い需要の取り込みも期待できそうだ。BEENOSグループは今後について、海外の顧客が越境ECを通じてシームレスに日本の商品を購入でき、国内企業が低リスク・低コストで海外販売を実現できる環境を構築することで、国内企業の海外販売における流通拡大に貢献するとしており、プラットフォームとしての価値をさらに高めることになりそうだ。


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