「POPO」がOEMサービスの提供を開始 日本市場にマッチしたライブコマースアプリによって新たなビジネスチャンスを創出する
株式会社ポポホールディングス(以下:ポポ)は、ライブコマースアプリ「POPO」で蓄積したノウハウを活用し、日本市場にマッチしたライブコマースアプリのOEMサービス提供を開始した。
専門知識不要で簡単に利用可能
POPOは、AIによるレコメンド機能を搭載したショートムービーによる販売ユーザーと購入ユーザーのマッチング、低遅延・高画質なライブ配信、さらにライブコマースがオールインワンとなったアプリケーションである。
今回提供が開始されるOEMサービスは、POPOの開発ノウハウに基づいたシステムが活用されており、利用によってEC事業者は以下のようなことが可能となる。
◆ライブ配信を通じて、商品の魅力をリアルに伝える
◆ECに関する専門的な知識は不要で誰でも簡単に利用可能
◆自社のプラットフォームとすることで収益を最大化
◆AIにより事業者とユーザーのニーズをリアルタイムでマッチング
◆ユーザーエンゲージメントを高め、価格競争を回避
◆ライブ配信中にワンストップで商品販売
POPOのシステムは、利用者にとってメリットが大きいプラットフォームである。豊富なコンテンツとシームレスな応援機能により、ファンとクリエイターの関係をより親密することが可能だ。
幅広いシーンに対応する
OEMサービスの活用事例の一例について、以下のような項目が考えられる。
◆コアファンを育てるブランドやメーカー
即時の商品販売につなげることでファンとの結びつきをより一層深める。さらに、継続的なライブ・ショートムービーを配信することで、潜在的ファンを獲得する機会を獲得する。
◆有名人や人気配信者をサポートする企業
自社プラットフォームでのライブ配信を通じて、投げ銭などの利益を最大化させる。
◆コミュニティ構築
クローズドなプラットフォームでコミュニティの付加価値を提供し、多様なマネタイズ方法を実現する。
◆行政や自治体
地域や自治体の魅力をライブコマースを通じて幅広く発信し、地方経済を活性化。インターネット上だけではなく、実際に来てもらうための訴求にもつながる。
便利で楽しいオンラインでの買い物体験を浸透させる
ポポには以前から、多くの事業者から様々な相談が集まっており、そのほとんどがPOPOのシステムを活用すれば解決することばかりであったという。
このような状況を背景に、ポポ取締役である活田裕介氏はOEMサービス提供を開始した背景について以下のようにコメントしている。
「弊社はスタートアップ企業であることから大手企業のように予算が潤沢にあるわけではなく、POPOは無料で提供しているアプリということもあり、このような悩みのある企業に対してリソースを集中して手助けするといったことまではなかなか難しいのが現状です。OEMサービスを提供することで、既存の優れたコンテンツを持っている企業を手助けし、より便利で楽しいオンラインでのお買い物体験やライブ配信で広がる未来を世の中に浸透させていくことで日本の社会インフラの一端を担い、地域活性化などの社会貢献に役立つことができると確信しています」。
POPOのOEMサービスは新たなビジネスチャンスを創出する可能性を秘めており、今後の事業展開に大いに貢献することが考えられる。ポポが所有する運営、開発ノウハウの活用がどのように広がっていくか、今度の動向に注目したい。