口コミ投稿が商品購入へに与える影響 6割以上のユーザーが商品購入時に口コミを参考にしていることが判明
SNSアカウント運用代行サービス「toridori likes(トリドリライクス)」を運営する株式会社トリドリ(以下:トリドリ)は、SNSに関する調査レポートの第七弾(以下:本調査)を発表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。なお、本調査は全てトリドリ調べとなる。
健全なPR活動と効果的な販促活動の両立が求められる
今回の調査のテーマは「口コミ投稿がユーザーにもたらす商品購入への影響」である。
2023年10月1日より導入されたステルスマーケティング規制に伴い、広告主は健全なPR活動とSNS上での効果的な販促活動の両立が求められる時代になってきている。
本調査における結果は以下の通り。以降で詳細を確認する。
商品購入時に口コミが決め手になる
「あなたが商品を購入する際に、購入の決め手となる要素を最大3つまで選択してください」という質問に対しては、「ネットの評判・口コミが良かったから(43.0%)」が最多の回答。また、「友人・知人などからの口コミが良かったから(14.2%)」という回答も目立った。
ネット上の口コミ(43.0%)と友人・知人の口コミ(14.2%)を合わせると約6割(57.2%)のユーザーが、商品購入時に口コミを購入の決め手としているといえるだろう。
また、「あなたは、どのような購入方法の際に、評判・口コミを参考にしますか」という質問に対しては、「インターネット上(EC)で商品を購入する時(64.8%)」という回答が最多に。口コミの影響力が増している状況が推察できる。
今回の調査によって、多くの顧客は商品購入の際、SNS上での口コミを重視していることが判明。EC事業者にとって、口コミ対策に取り組むことが重要であることが明らかになったといえるだろう。
今後はステルスマーケティングの法規制を遵守しながら、SNS上での健全な口コミを広げることが求められる。的確に利用できれば強力な販促になることが考えられるため、市場拡大を目指す事業者はSNSの活用をより強化すべきだろう。
調査概要
◆調査名称:口コミがもたらす商品購入への影響度調査
◆調査対象期間:2023年9月4日〜9月7日
◆調査対象:全国10代~40代男女
◆有効回答者数:423名
◆調査方法:Fastaskを活用したインターネットリサーチ