Amazonプライム感謝祭、1番購入されたものは? 次の年末商戦に向けて振り返り

ECのミカタ編集部

ナイル株式会社(本社:東京都品川区、 代表取締役社長:高橋飛翔、 以下ナイル)が運営する「Appliv TOPICS」にて、20~69歳男女1626人を対象に、2023年10月18日~10月23日の期間、Amazonの大型セール「Amazonプライム感謝祭」に関する調査を実施した。

プライム感謝祭で購入されたもの「日用品」「食料品」が多数

同社は、2023年10月14日と15日に行われたAmazon「プライム感謝祭」に関する調査を実施した。プライム感謝祭を知っている1038人に、セール中に買い物をしたかについては「買い物をした(47.4%)」「買い物をしなかった(52.1%)」とわずかに買い物をしなかった人の方が多い結果となった。買い物をしなかった理由としては、欲しい商品がなかったことや買い物をする暇がなかったことがあげられている。

プライム感謝祭で購入したもので人気だったのは、日用品や食料品など日常で消費するもの。他にも「Fire TV」「Kindle端末」などAmazonが提供しているデバイスも上位にランクインしていた。

※画像出典元:Appliv TOPICS

プライムデーの方がセール中の使用金額は多い傾向に

Amazonは、2023年7月11日と12日にAmazonプライムデーも行っている(※1)。今回行われたプライム感謝祭と使用金額を比較すると、プライム感謝祭の方が使用金額は少ない傾向にあったようだ。プライムデーはユーザーの好みにあわせたカスタマイズ表示が初の試みだったことや、セール前にポップアップカフェも創設され、より注目を集めていたことが使用金額の増加につながったのではないかと予測する。

※1 関連記事:年に1度の「Amazonプライムデー」、中小販売事業者のビジネス支援も
※画像出典元:Appliv TOPICS

年末商戦に向けてEC事業者は準備を

ブラックフライデーなどの年末商戦に備えて購入金額を抑えたかについては、抑えた割合が47.2%、特に意識していない割合が52%と気にしていない人の方が多い結果となった。今後年末商戦は、Amazonに限らずどのモールにおいても開催され、EC事業者は特に「ブラックフライデー(11月24日)」「独身の日(11月11日)」「サイバーマンデー(11月27日)」の3つは注目しておきたいところだ。

まだ年末商戦について準備ができていない事業者は、注力するイベントを定めるためにも販促スケジュールの作成から始めるといいだろう。ECのミカタでは、2023年の消費トレンドと年末商戦に向けた準備について紹介しているのでそちらもあわせて参考にしてみてはいかがだろうか(※2)。

※2 関連情報:今すぐ年末商戦対策 〜2023年の消費トレンドとパーソナライズ戦略〜

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年10月18日~10月23日
調査委託先:株式会社ジャストシステム
調査対象:20~69歳男女
サンプル数:1626人

◇年齢
20~29歳:331人
30~39歳:330人
40~49歳:326人
50~59歳:309人
60~69歳:330人
◇性別
男性:810人
女性:816人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入。合計が100%にならない場合がある。


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