LINEヤフーが「Yahoo!検索大賞2023」を発表　大谷翔平が「大賞」と「アスリート部門」1位とダブル受賞を達成

LINEヤフー株式会社（以下：LINEヤフー）は、2023年に前年と比べ検索数が急上昇した人物や作品、商品をランキング形式などで発表する「Yahoo!検索大賞2023」を発表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

「Yahoo!検索大賞2023」概要

◆名称：Yahoo!検索大賞2023

◆内容：期間集計データをもとに、今年の顔として検索数が最も急上昇した人物に贈る「大賞」に加え、「人物カテゴリー（6部門）」「作品カテゴリー（5部門）」「ネクストブレイクカテゴリー（2部門）」の発表

◆算出方法：2023年に集計期間内の1日あたりの平均検索数が、前年と比べ増加した人物・作品から選出。

◆集計期間：2023年1月1日〜2023年10月15日

◆ネクストブレイクカテゴリー
▷今後、検索数が伸びそうなキーワードを予想する「トレンド指数（※1）」を用いて選出
▷集計期間：2023年10月22日より直近1年間

※1：対象期間うち直近のデータの比重を大きくなるようスコア化したもの

人物カテゴリー結果

◆大賞：大谷翔平
◆俳優部門1位：山田裕貴
◆ミュージシャン部門1位：新しい学校のリーダーズ
◆アスリート部門1位：大谷翔平
◆お笑い芸人部門1位：とにかく明るい安村
◆声優部門1位：宮野真守

プロ野球選手の大谷翔平が「大賞」と「アスリート部門」1位とのダブル受賞。3月に開催されたWBCでの活躍、日本人初となる大リーグでの本塁打王など、多くの人達の記憶に残る人物となった。

作品カテゴリー結果

◆アニメ部門1位：推しの子
◆映画部門1位：君たちはどう生きるか
◆ゲーム部門1位：ゼルダの伝説　ティアーズオブザキングダム
◆ドラマ部門1位：VIVANT
◆楽曲部門1位：アイドル

楽曲部門1位の「アイドル」は、アニメ部門1位である「推しの子」のオープニングテーマ。米Billboardのグローバルチャート「Global Excl. U.S.」において、日本語楽曲初の1位を記録するなど著しい活躍をみせた。

ネクストブレイクカテゴリー

◆人物部門
▷#KTちゃん：女子大生ラッパー
▷シクフォニ：「歌い手」6人による2.5次元アーティストグループ
▷林祐衣：ダンサーとして舞台を中心に様々な作品に出演

◆商品部門
▷赤ちゃんスクイーズ：やわらかく、伸び縮みする素材でできた赤ちゃんの人形
▷ぬいポーチ：アイドルやキャラクターのぬいぐるみ「推しぬい」を入れる透明なポーチ
▷ビヨット：シリアルやクランチボールなどのトッピングが一緒に入っている韓国のヨーグルト

それぞれYouTubeやSNSを中心に注目を集め、検索数の上昇に繋がった。来年の「Yahoo!検索大賞」にランクインする可能性もあることから、トレンド把握のためにおさえておくべきだろう。

ユーザーの興味・関心が反映される賞

「Yahoo!検索大賞」は2014年に開始し、今年で10回目を迎える。選考基準は「Yahoo!検索」によるユーザーの興味・関心が反映されていることから、「国民が選んだ賞」ともいえるだろう。

昨年2022年は大賞、アスリート部門1位にフィギュアスケート選手の羽生結弦が選出、一昨年2021年では大賞、アスリート部門1位に本年同様、大谷翔平が選ばれている。目覚ましい活躍を続けるアスリートは注目を集めやすく、今後もその傾向は続くことが考えられるだろう。

今回の「Yahoo!検索大賞」の結果を参考に、来年以降の販促施策を検討してみてはいかがだろうか。