「Yahoo!ニュース」と総務省が連携 グラフィックによる情報リテラシーに関する啓発の取り組みを開始

ECのミカタ編集部

【Yahoo!ニュース】総務省と連携しグラフィックによる情報リテラシーに関する啓発の取り組みを開始

LINEヤフー株式会社(以下:LINEヤフー)が運営するインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」は、総務省と連携してグラフィックによる情報リテラシーに関する普及啓発の取り組み(以下:本取り組み)を開始。第一弾として「ネットで情報を拡散する前の心がけ」などについての画像を「Yahoo!ニュース」に掲載する。

インターネット上の情報を正しく理解し、適切に活用する

「Yahoo!ニュース」は、総務省と連携した情報リテラシーに関する普及啓発の取り組みを開始。ユーザーがインターネット上の情報をより正しく理解し、適切に活用できることを目的にしている。

第一弾として「ネットで情報を拡散する前の心がけ」「これ、正しい情報?ファクトチェックのポイント」についてのグラフィックを「Yahoo!ニュース」に掲載する。

今回制作されたグラフィックは「Yahoo!ニュース」やYahoo! JAPANの各サービス、総務省の講演資料や周知啓発用教材などでの活用も予定されている。

◆本取り組みによるグラフィック一例

偽・誤情報に対する注意喚起を推進

近年、新型コロナウイルスや地震、その他災害などに関する情報をはじめとして、インターネット上で4割の人が週に1回以上偽・誤情報に接触している(※1)とされている。

2020年の新型コロナウイルスの感染拡大時にも多くの偽・誤情報が拡散された。情報を共有・拡散した経験のある層は「真偽不明情報だが他人に役立つ情報だと思ったこと・情報の興味深さ・他人への注意喚起(※1)」などの理由を挙げている。

また、今年1月に発生した能登半島地震に関しても同様に多くの偽・誤情報が拡散され、総務省からもインターネット上の偽・誤情報に対する注意喚起が行われた。

本取り組みはこうした状況を背景に開始される。現在はスマホ1台あれば誰もが簡単に発信者になれる。そのため誤った情報が出回り、混乱をきたすことも少なくない。それぞれが発信前のチェックはもちろん、発信された内容のファクトチェックを心がける必要があるだろう。

「Yahoo!ニュース」は今後もユーザーに役立つ情報を、より早くよりわかりやすく伝えるための取り組みを推進するとしている。今後の啓発活動、取り組み内容に注目したい。

※1:国内外における偽・誤情報に関する意識調査


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