アダストリア初の越境ECファッションサイト「Wardro」がオープン 日本では入手しにくい新進気鋭のアイテムをセレクト
株式会社アダストリア(以下:アダストリア)は2024年2月22日、中国・上海のファッションブランドアイテムを中心展開する越境ECサイト「Wardro」をオープンした。
世界のファッショントレンドを提供
アダストリアは「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で約1400店舗展開するカジュアルファッション専門店チェーン。2023年には創業70周年を迎えている。
今回オープンしたWardroは「日本では手に入らない世界中のファッションでアナタのワードローブをもっと楽しく」をコンセプトに、世界のファッショントレンドを提供するECサイトである。
近年の中国ファッションは、一昔前のイメージとは異なり、高品質で低価格なブランドが多く誕生している。今後は中国だけでなく世界のファッションを取り扱うことを視野に入れ展開する見込みだ。
◆取り扱いブランド一例
海外のファッショントレンドも取り入れたいという顧客のニーズに注目
Wardroの新規オープンについて、アダストリアは以下のようにコメントしている。
「若い世代に気軽に海外のファッショントレンドを取り入れ楽しんで頂きたいという想いから、越境EC『Wardro』をオープンするに至りました」
取扱いアイテムは、モード・ストリート系のジャンルを中心に、日本では手に入りくい新進気鋭のアイテムをセレクト。特に、ファッションに敏感な若者が多く、日本にはないトレンドを発信し続けている中国・上海ファッションをピックアップした。
アダストリアは2025年中期経営計画へ向けた成長戦略の一つに「顧客接点・サービスの拡大」を掲げている。その新たな顧客接点として、近年増加傾向にある、海外のファッショントレンドも取り入れたいという顧客のニーズに注目した。Wardroが国内ファッションに新たなトレンドを生み出すきっかけとなることが期待される。今後の動向に注目したい。