ZenPromoが8万人以上の会員数を誇るシンガポールのライブコマースに参加 漆器、ぬいぐるみを通じて日本の商品・文化体験を提供

ECのミカタ編集部

ZenPromoが8万人以上の会員数を誇るシンガポールのライブコマースに参加、日本の漆器とぬいぐるみを紹介

ZenGroup株式会社(以下:ZenGroup)が運営する海外プロモーション支援サービス「ZenPromo」は2024年3月2日、シンガポール最大級のライブコマースグループ「SHC Live」と連携した「越境ライブコマース」を実施した。

ライブコマースを通じて日本商品への関心を高める

ライブコマースでは、通常のオンラインショッピングで発生する「商品を実際に手に取れない」という不安を解消できる。視聴者とリアルタイムでやり取りできることから、商品購入に対する障壁を解消することが可能だ。販売側にとっても1度のライブ配信で多くの人に商品の魅力を届けられるメリットを持っている。

今回の「越境ライブコマース」では、日本の商品をシンガポール視聴者に紹介することを目的に実施された。

京都に拠点を置く漆器メーカーである、株式会社井助商店の漆塗りキャンディーボックスなどの漆器や、株式会社シナダグローバルのぬいぐるみを紹介。シンガポールの視聴者層にライブコマースという新たな形で日本の商品・文化体験を提供し、日本の商品への関心を高めることに繋げた。

高い購入率を誇るシンガポール市場

アジアでは中国を中心にストリーミングによるライブコマースが盛んである。

シンガポール市場におけるライブコマースは、視聴者数が100名から200名程度という小規模な中でも、高い購入率を誇っている。一人当たりの平均購入額はSG$150(約1万5000円)程度であり、特に北海道の水産物に関しては平均約3万6000円の購入実績を持つ。

これは、ライブコマースがシンガポール市場で非常に効果的な販売手法であることを示しているといえるだろう。「ZenPromo」はそのトレンドに着目し、今回シンガポール最大のライブコマースグループ「SHC Live」と提携。8万人以上の会員を抱える同グループを通じて、日本商品の紹介を実施した。

今回実施された「ZenPromo」と「SHC Live」との連携は、多くのシンガポールユーザーに対して国内商品の魅力を伝えることに繋がったはずだ。今後もさらなる市場拡大が見込まれるライブコマースの動向に注目したい。


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