日本EC市場の今と未来をデータで分析! Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング対策も「ハレの日」対策も【おすすめの書籍紹介】

三浦真弓【MIKATA編集部】

ECのミカタでは編集部員が選ぶEC・通販・ネットショップ運営に役立つ本を毎週紹介しています。今回は「データの価値と人の可能性が輝く世界」を企業のビジョンとして掲げ、「Nintを使うとモールがまるわかりになる」と評される株式会社Nintの『日本EC市場の今と未来がわかる―アフターコロナ分析と未来予測2024―』です。

アフターコロナの時代をデータから分析…EC事業者はどう生き抜けばいいのか

新型コロナウイルス禍によって、EC市場は急激に拡大しましたが、今はアフターコロナ時代。つまり、「実店舗への回帰」が進むなど、消費者行動は明らかに変わってきています。もちろんコロナ禍以前に戻るはずはなく、オンラインとオフラインを融合した市場動向を分析し、戦略を練る必要が出てきています。

こうした中、専門家コラムでもおなじみ、株式会社Nintが上梓したのが本書です。AIが台頭する世の中で、消費トレンドはどのように変化していくのか。2022~2023年の振り返りに始まり、消耗品、耐久財、季節催事といった、EC事業者にとって「気になる市場動向」をデータを、具体例を挙げながら分析しています。

個人的に「これは……!」と引き込まれたのが「EC市場の季節催事」の章。イベントは毎年傾向が変わっていきますし、例えば災害が起きれば、あるいは国際情勢の変化によっても、一気に状況が変わってしまいます。こうした外的要因もしっかり踏まえながら、市場を予測している本書、EC事業者として読んでおきたい1冊です。

『日本EC市場の今と未来がわかる―アフターコロナ分析と未来予測2024―』紹介はこちら

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