PayPayアプリの一部機能が海外で利用可能に 海外滞在中も安心かつ便利な利用が実現

ECのミカタ編集部

PayPayアプリの一部機能が海外で利用可能に

PayPay株式会社(以下:PayPay)とPayPayカード株式会社(以下:PayPayカード)、PayPay保険サービス株式会社(以下:PayPay保険サービス)は2024年4月9日より、PayPayアプリの一部機能(※1)が海外(※2)において、Wi-Fi接続下で利用可能になったことを公表した。
※1:決済や「送る・受け取る」などの機能は対象外
※2:一部の国と地域を除く

アカウントログイン、利用レポート、取引履歴の閲覧など複数機能が利用可能に

今回公表された、海外で利用できる機能は以下の通り。なお、海外利用のためには最新バージョンのPayPayアプリを利用する必要がある。

◆PayPayアプリ
▷アカウントログイン(継続利用端末のみ)
▷利用レポート
▷取引履歴の閲覧(過去履歴)
◆「PayPayカード」ミニアプリ
▷利用速報、請求明細、取引履歴、カード番号(※3)、利用規約等の確認
▷カード紛失・盗難時の問合せ
▷各種通知設定(利用速報通知、利用予算到達のお知らせ等)
▷リボ払い設定の登録・変更
▷ネットキャッシング(※4)
▷支払口座、登録情報の照会・変更
▷暗証番号の請求手続
◆「PayPayほけん」ミニアプリ
▷契約内容の確認
▷保険金請求
※3:カード番号およびCVC(セキュリティコード)の表示の際には、生体認証(登録していないユーザーはSMS認証)が必要
※4:「PayPayカード」ミニアプリ上で「PayPayカ―ド」によるキャッシング手続きを実施する


また、海外で利用できない機能を選択した場合、以下のようにエラーメッセージが表示される。

海外滞在中のユーザーニーズが高い機能の利用を実現

これまで「PayPay」のユーザーが旅行などで海外に行った際に、スマホが海外で提供されるWi-Fiの接続下にある状況では、PayPayアプリを開くことができなかった。一方で「PayPay」のユーザーは6300万(2024年3月時点)を超え、さまざまな場面での利用が増えたことにより、海外での旅行中や出張中などにも気になったときにPayPayアプリを開いて、情報を確認したいというニーズが高まっていたという。

今回PayPayは、海外滞在中のユーザーのニーズが高い「PayPay」の取引履歴や「PayPayカード」の利用速報、「PayPayほけん」の契約内容などの一部機能について、海外のWi-Fi接続下での確認を実現。ユーザーが海外のWi-Fi接続下でPayPayアプリを開くと、利用可能な機能に限定された海外専用のホーム画面が表示され、セキュリティが担保された安全な環境下で、必要な情報の確認などができるようになった。

◆海外のWi-Fi接続下で表示される画面のイメージ

なお、海外滞在中においても、日本国内での利用と同様に、ユーザーのデータはセキュリティが担保された環境にあるサーバーで厳重に保管および蓄積される。また、不正利用防止の観点で、海外からは新規端末でのログインはできず、日本国内で利用している端末の継続利用のみが可能である。

今後さらなる需要増が予測される海外旅行、出張の際にも安心、便利に利用できる環境が整ったことは、多くのユーザーにとって喜ばしいことだろう。PayPayが提供するサービス、機能拡充に今後も注目したい。


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