楽天とYahoo!、ブランド力で勝ったのはどっち？

日経BPコンサルティングが「Webブランド調査2014-秋冬」を実施

日経BPコンサルティングから「Webブランド調査2014-秋冬」を実施し、その調査結果を2014年12月19日に報告書にまとめ発行・発売をおこなったと発表があった。調査は3万人以上のネットユーザーに国内500サイトを評価してもらうことでおこなっている。

注目の“首位”を獲得したサイトは？

サイトのブランド力評価では、前回1位の「Yahoo！JAPAN」を抑え『楽天市場』が首位を奪取した。首位を奪われた「Yahoo！JAPAN」も2位にランクインしている。

楽天は今年オムニチャネル化に力を入れ、「楽天スーパーポイント」と「楽天Edy」交換開始や「Rポイントカード」サービスの開始が大きく影響しているようだ。こうした取り組みによりサイト外での行動誘発を示す「波及効果」の評価が大きく上昇している。

今後の注目株“スコア急上昇”のサイトは？

今回の調査でもっとも評価を上昇させたのは「UCC上島珈琲」だ。評価が上昇した背景にはページ上の広告ビジュアルを変更したことによるイメージ戦略が功を奏し、サイト運営者のイメージ、購買意向への影響を示す「態度変容」の評価が大きく上昇した。

「UCC上島珈琲」がおこなったのは“缶コーヒー”から希少品種の“レギュラーコーヒー”に広告ビジュアルを変更したこと。ユーザーからは「おいしそう」という意見が多く寄せられている。

他にも「おいしいコーヒーのいれ方」をドリップポットの画像をつけて紹介している。こうした製品の魅力を訴える施策が実を結んでいる。