モノタロウが置き配サービスをリニューアル 対象エリアを14都道府県から全国に拡大
現場を支えるネットストア「モノタロウ」を運営する株式会社MonotaRO(以下:モノタロウ)は2024年5月31日より、置き配サービスをリニューアル、対象の顧客やエリアを拡大することを公表した。
14都府県から全国に配送エリアを拡大
2023年11月に開始した置き配サービス内容をリニューアル。主なポイントは以下の通りとなる。
◆モノタロウ利用するすべての顧客が利用可能
従来は法人・個人事業主のみを対象としていたが、今回のリニューアルによって個人顧客も利用可能に。 モノタロウを利用するすべての顧客(※1)が対象となる。
◆配送エリアが全国に拡大
首都圏を含む14都府県から全国での利用が可能に。
◆在宅状況に関わらず置き配を実施
これまで顧客不在時に玄関や建物内受付など指定の場所に配達していたが、今後は執務中や在宅中で手が離せない場合などでも、指定場所へ商品を配送する。
その他、置き配サービスの変更点は以下の図表の通りだ。
※1:「モノタロウ ONE SOURCE Lite」、大企業向け購買連携システムを利用する顧客は対象外
※画像元:モノタロウ 配送サービスレベルを向上(株式会社MonotaRO)
引き続き新サービスの開発や拡充に取り組む
置き配はこれまで通り、モノタロウのマイページから「ご登録情報」より、配送先毎に設定可能。設定を希望する配送先の「お届け先情報」にある「置き配サービスの設定を変更」ボタンから設定できる。
また、以下のような注⽂内容によっては、置き配を指定しても対⾯での受け取りとなる場合があるので注意が必要だ。
◆置き配に対応していない配送業者によるお届け
◆置き配場所に置くことが困難な場合
◆⼀定の⾦額または重量を超えるご注⽂の場合
◆置き配サービスに対応していない商品(危険物など)の場合
◆定期注⽂・代⾦引換でのご注⽂の場合 など
今後もさまざまな産業の「調達の効率化」に貢献し、さらなる利便性向上のために新サービスの開発や拡充に取り組む姿勢を見せる。今回の配送サービスレベル向上によって、一層の売上向上、ユーザー数増加も期待できるだろう。リニューアル後の動向に注目したい。