越境EC対応化サービスのZenLink、そのもの株式会社の海外向け販売サポート開始

ECのミカタ編集部

「本当に、からだに良いものを」を世界に。そのもの株式会社のグローバル展開を越境EC対応化サービス「ZenLink」が支援開始

ZenGroup株式会社(以下:ZenGroup)が運営する越境EC対応化サービス「ZenLink」は、納豆の加工食品を中心に、原料そのものを活かした食品を開発・製造・販売を行うそのもの株式会社(以下:そのもの)の海外向け販売のサポートを開始した。

日本の食品を世界に向けて提供

そのものはZenGroupのサポートによって、国際配送の効率化と海外市場の拡大を実現し、フリーズドライ・粉末化したサプリメント「そのもの納豆」などの日本の食品を世界に向けて提供する。

2019年にはシンガポールの伊勢丹にて九州フェアを開催し、その後も継続的に販売を実施。2020年にマーケット調査を経て、Amazon USで店舗を立ち上げた。また、コロナ感染症の拡大に伴い、免疫力を高める食品として「納豆」が注目されるようになり、海外からの注文も増加している状況だ。

今後はシンガポールやアメリカ以外にも市場を広げることを目指しており、中でも健康食品やオーガニック食品への関心が高まっているヨーロッパ、そしてまだ納豆の加工食品があまり浸透していない地域にも注目。こうした地域に対してもZenLinkを通して、そのものが提供する商品を訴求したいと考えている。

国際配送の課題を解決

そのものはこれまでも、自社サイトの英語版を制作し注文に対応していたが、国際配送の課題に直面。自社では配送が難しい国も多く、法律の改定や紛争、輸送手段の制約により、発送できなくなるといった状況も発生していたという。

ZenLinkでは、海外ユーザーからの問い合わせ、注文、決済、発送対応に一括対応が可能。こうしたことから国際配送の課題を解決できると考え、導入に至った。

そのもの代表である日高氏も「ZenLinkの導入により、お客様からの問い合わせや注文に対する対応が効率化され、より迅速かつ丁寧なサービスを提供できるようになることも大きな利点です」と述べる。

ZenLinkの導入により、より多くの海外顧客へ「からだに良いもの」を提供できるだろう。今後の動向、反応に注目、期待したい。


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