ebay、2024年第1四半期の越境ECレポート発表 最も売れたカテゴリーは?

ECのミカタ編集部

イーベイ・ジャパン株式会社

イーベイ・ジャパン株式会社(以下:イーベイ・ジャパン)は、2024年第1四半期(1〜3月)の期間において日本セラー(販売者)から出品されたアイテムの販売動向を発表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

トップ3位は昨年と同様に

2024年第1四半期の取引額トップ1位は「レディースアパレル&バッグ ブランド小物」がランクイン。以降は「時計・パーツ&アクセサリー」「アニメアート&キャラクターグッズ」が昨年同様に続く。

中でも昨年より順位を上げたアイテムは「フィルムカメラ」と「自動車パーツ」となった。

※画像元:イーベイ・ジャパン 「2024年 第1四半期 越境ECレポート」公開 (イーベイ・ジャパン株式会社)

「自動車パーツ」「デジタルカメラ」は大きく成長

取引額TOP10のうち、前年同期比で大きく成長したカテゴリーの成長率ランキングでは「自動車パーツ」「デジタルカメラ」が昨年同様継続して伸長。

また、低調だったスニーカーが大きな成長を見せ、メンズアパレル&バッグ ブランド小物をけん引し、2位にランクインする結果となった。

第二四半期も引き続き伸長が期待

大きく伸長した「自動車パーツ」は、米国の3月~4月の確定申告期に例年以上に大きな伸び、加速的な円安も相まって急成長。「足回り部品」「駆動系部品」「エンジン部品」の3カテゴリーに人気が集まる結果となった。

一方「デジタルカメラ」についても、長期的には海外でもコンパクトデジタルカメラやミラーレスの需要が高まり続けることが予想。今後は、販売商材とターゲットとする国を上手く組み合わせることがセラーの売り上げ増加に重要となるだろう。

現在はeBayにおける日本からの販売が顕著に伸びている。その背景には「円安」「質の高いカスタマーサービス」「サスティナビリティへの関心」など様々な要因があげられる。

今後もこの傾向は続くと予想されており、第二四半期のさらなる伸長に期待が集まる。今後の動向に引き続き注目したい。


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