ECサイトにハッシュタグ、商品の探しやすさに貢献? ZETA調査
ZETA株式会社(以下:ZETA)は「ハッシュタグ検索」に関するアンケート調査を実施、結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。
調査概要
◆調査時期:2024年3月
◆調査対象:全国20〜65歳の男女
◆調査人数:500名
◆出典元:【ハッシュタグ検索に関する調査】幅広い世代のユーザーがハッシュタグで快適な検索体験を享受(ZETA株式会社)
約4割程度が「シンプル」「さっぱり」などのキーワードで検索
検索キーワードに関する調査において「商品検索時に『シンプル』『さっぱり』など潜在ニーズをあらわすキーワードで検索するか」について質問。「よく検索する」「時々検索する」の合計が45%と、半数近くがキーワードを利用した検索を行っていることが明らかとなった。
具体的に欲しいものが定まる前に、感覚的なアクションで商品を検索する傾向があるといえるだろう。
また、ハッシュタグを活用したキーワード検索についても、「よくする」「時々する」の合計は約4割にのぼる。
特に20〜40代でその傾向は顕著であり、50〜60代と比較して約2倍となるなど、世代間の差が大きい結果になった。
ハッシュタグから商品購入に繋がる
ECサイトのハッシュタグを認識している人の中で「ハッシュタグをクリックしたことがある」を選択した人は約3割を占める。
また、ハッシュタグをクリックしたことがある人の半数以上が「イメージに合う商品を見つけることができた」「商品を探しやすいと思った」など良いイメージを抱いていた。
ハッシュタグはECサイトの満足度向上に寄与し、より快適な検索体験を提供する機能であることが判明したといえるだろう。
本調査によってハッシュタグを通じた訴求の可能性が明らかになった。幅広い世代の検索に有効であり、ユーザビリティの向上やセレンディピティ創出にも繋がることが期待される。
検索機能の強化、ECサイトの満足度向上を目指す場合、ハッシュタグ検索の積極利用を検討してみてはいかがだろうか。