メグリア、ECに特化したデータの収集・整形・保管が可能な統合型クラウドサービス「Jeldam」をリリース
メグリア株式会社(以下:メグリア)は2024年10月21日、ECに特化したデータの収集・整形・保管が可能な統合型クラウドサービス「Jeldam(ジェルダム)」の提供を、正式に開始することを公表した。
楽天RMSなどのデータを日次・月次で収集
「Jeldam」は楽天RMS(※1)をはじめ、検索結果データやジャンルランキングデータなど、さまざまなデータを日次・月次で収集するため、スピード感ある分析や事業戦略が可能となる。
取得したデータは、BIツールなどで使いやすいような形に整形。これまで難しかった指標のグラフ化などを実現可能にすると同時に、最適化されたアーキテクチャによって大容量のデータでも素早く提供できる。
取得したデータはデフォルトでDownloadAPIを提供。その他、LookerStudioやSalesforce(Tableau)、QuickSightなどで連携できるBigQueryも利用可能だ。
※1:Jeldam連携用のアカウントをRMSに利用者登録するだけ連携可能。R-Login ID/Passwordといった機密情報の共有は不要。
データの活用プロセスにおける課題を解決
データ活用のプロセスには、人材不足、コスト増加、セキュリティリスクなど多くの課題があるとメグリアは指摘する。Jeldamではこれらの課題を解決し、顧客が本当に成長できるデータドリブンを支援する統合型クラウドサービスとして提供されるに至った。
Jeldamはデータの取得から整形、保管、提供までの全てを自動化しているため、データ取得元の仕様が変更した場合にもすぐに検知・対応することが可能となっている。
現在は楽天に関するデータのみの提供となっているが、今後はAmazon(SP-API/PA-API)やYahoo!ショッピング、その他APSのデータも収集、提供が予定されている。ECモールやプラットフォームを横断したクロスチャネルでの分析など、幅広い用途で活用されそうだ。