Braze、LINE公式アカウントとの連携機能の提供を開始

ECのミカタ編集部

Braze、LINE公式アカウントとの連携機能の提供を開始

Braze株式会社(以下:Braze)は2024年10月24日、コミュニケーションアプリ「LINE」において、LINE公式アカウントとの連携機能の提供を開始したと発表した。

一貫性のある顧客体験を提供

今回、日本で9700万以上(※1)の月間アクティブユーザーを抱えるLINE公式アカウントとの連携機能によって、マーケターは以下内容の実施が可能となる。

◆素早くセットアップし、規模を拡大
LINE公式アカウントとの接続は素早く完了し、マーケティング担当者は既存のコミュニケーションチャネルに柔軟にLINEを追加することが可能。大量配信やキャンペーン拡大を簡単に実施できる。

◆顧客とのつながりを強化
ファーストパーティデータを活用し、デモグラフィックや行動に基づいてオーディエンスをセグメント化。リアルタイムでキャンペーンをトリガーし、コンバージョンの高い顧客をターゲットにできる。

◆一貫性のある顧客体験を提供
クロスチャネルで実行される顧客エンゲージメント戦略の一部として、LINEを組み込むことで、一貫性のある顧客体験を提供。LINEとプッシュ通知、メール、ウェブ、広告を組み合わせ、マーケティング費用を最適化し、コンバージョン後は自動的に広告を抑制することで広告費を削減する。

※1:LINEヤフー社調べ、2024年3月末時点

あらゆる段階でモバイルメッセージの最適化が可能に

BrazeのKevin Wang,Chief Product Officer(最高製品開発責任者)は「LINEは単なるメッセージングプラットフォームではなく、日本、タイ、台湾、インドネシアの人々の日常に浸透していることを理解しています。(中略)ブランドは顧客とのつながりを深め、明確なROIを達成できるコミュニケーションが可能になるでしょう」とコメントしている。

簡単なセットアップ、利用しやすいユーザーインターフェースによって、ブランドは簡単にLINEを活用したキャンペーンを開始し、規模を拡大できる。

アクティベーションから収益化、リテンションとロイヤルカスタマー化まで、顧客ライフサイクルのあらゆる段階でモバイルメッセージの最適化が可能となるだろう。

個人間のコミュニケーションツールとして頻繁に使用されているLINEを活用することで、顧客とブランドの距離がより密接になることが期待される。多様なクロスチャネルコミュニケーションミックスの中にLINEが組み込まれることで、マーケティング投資の最大化にも貢献するはずだ。


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