越境ECモール「ZenPlus」が返品ポリシーを変更 購入者都合の返品を可能に

ECのミカタ編集部

越境ECモール「ZenPlus」は返品ポリシーを変更、購入者都合の返品が可能に

ZenGroup株式会社(以下:ZenGroup)が運営する越境ECモール「ZenPlus」は2024年10月29日、返品ポリシーを変更し、購入者の都合による返品が新たに可能になったと発表した。

越境EC市場での競争力を強化

新しい返品ポリシーでは、商品受け取り後30日以内の購入者都合による返品が可能となった。返品対象は「未使用かつ未開封の状態」もしくは「タグが付いている商品」に限定されており、返品送料は購入者負担となる。

これによって、購入者、出品者には以下のようなメリットが生まれる。

◆海外購入者の心理的負荷が軽減
返品ポリシーが柔軟になったことで海外消費者の購入ハードルを軽減し、より気軽に商品を注文できる環境が整った。

◆出品者にとっての販売促進
返品対応は「ZenPlus」が行うため、出品者は返品手続きの負担がない。返品の体制が整うことで、出品者は商品をより多くの海外消費者にアピールしやすくなり、越境EC市場での競争力を強化できる。心理的に購入しやすくすることで売上の向上も見込まれる。

安心してショッピングを楽しめる環境を整える

「ZenPlus」は、日本の商品を海外に届ける越境ECプラットフォームとして、多くの海外ユーザーから利用されている。

海外ユーザーが日本商品を購入する際には、「配送中のトラブルが起きないか」「トラブル発生時に迅速かつ正確なサポートが受けられるか」「商品のイメージやサイズ、スペックが違った場合どうしよう」といった心理的な負荷がかかる。特に、返品ができない状況下では、失敗を恐れて購入をためらうケースも多く見られるとZenGroupは指摘する。

こうした状況を背景に「ZenPlus」は、購入者都合による返品を可能にするポリシーの変更を行い、購入者がより安心してショッピングを楽しめる環境を整えた。購入ハードルを軽減することによって、越境EC市場のさらなる活性化が期待されるはずだ。


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