イーシーキューブ、「BtoB EC」に対応したエンタープライズ向けEC構築・運用サービスをリリース
株式会社イーシーキューブ(以下:イーシーキューブ)は2025年1月8日、大規模EC向けに構築からシステム運用まで一気通貫でサポートする垂直統合モデルサービス「EC-CUBE Enterprise」の第5弾として、「EC-CUBE Enterprise BtoB」の提供を開始した。
大規模なBtoB ECを構築・運用
「EC-CUBE Enterprise BtoB」は、EC-CUBEでも特に構築要望が多いという「BtoB EC」に対応したサービス。
イーシーキューブの発表によれば、BtoB ECでよく利用される以下のような機能に対応しており、各企業や業種で異なる機能もカスタマイズで柔軟に追加できる。
◆見積書発行や見積書から商品購入
◆取引先管理や取引先別の金額変更機能
◆掛け払い(請求書発行)機能
また、先にリリースされた「EC-CUBE Enterprise」のサービス「Infrastructure(大規模EC基盤)」「Mall(モール型EC)」「Multilingual(多言語対応EC)」「Subscription(定期購入EC)」と自由に組み合わせが可能。大規模なBtoB ECを構築・運用するための最適なサービスとしている。
※画像元:EC-CUBE Enterpriseサービスの第5弾として「BtoB EC」に対応した大規模EC向け構築・運用サービスをリリース(株式会社イーシーキューブ)
様々な企業・業種のBtoB ECに柔軟に対応
BtoB ECは企業のECを活用した「新規顧客拡大」や「売上拡大」への需要だけではなく、「ITインフラの整備」「働き方改革」「BCP(※1)の重要性の高まり」「各業界でのDXの推進」といった時代背景など様々な要因から注目を集めている。その中で、同社が提供する「EC-CUBE」には大規模で複雑なBtoB ECの構築依頼が増加しているという。
こうした背景から、BtoB ECに最適化された機能と安全性の高いインフラ環境および、企業のDX推進や様々な企業・業種のBtoB ECに柔軟に対応できるサービスとして今回の「EC-CUBE Enterprise BtoB」は開発された。
イーシーキューブは「引き続き大規模EC事業者のビジネス成功のため、構築から運用まで一気通貫で提供できるサービスの開発と展開を、さらなるスピード感をもって対応していく」と発表している。同社のエンタープライズ向けサービス「EC-CUBE Enterprise」のラインナップがより強化されたと言えるだろう。
※1:Business Continuity Plan:事業継続計画