YouTube広告動画を見て「購入・利用」した経験を持つ割合は? NEXER、ジャリア共同調査

ECのミカタ編集部

13.9%が、YouTubeの広告動画を見て商品やサービスを「購入・利用したことがある」

株式会社NEXER(以下、NEXER)は、株式会社ジャリアと共同で実施した「YouTubeの広告動画の影響力」についてのアンケート結果を公表した。本記事では一部の内容を抜粋して紹介する。

調査概要

◆調査期間:2025年2月21日~3月3日
◆調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
◆集計対象:事前調査で「YouTubeを利用している」と回答した全国の男女
◆有効回答:876サンプル
◆調査方法:インターネット調査
◆引用元:株式会社NEXERと株式会社ジャリアによる調査
◆出典:YouTubeの広告動画の影響力に関するアンケート(株式会社ジャリア)

約14%が広告動画を見て「購入・利用」に至っている

YouTubeの広告動画を見て、実際に商品やサービスを購入または利用したことはあるかを質問したところ、13.9%の人が「ある」と回答した。

その理由について尋ねたところ、以下のような回答(一部)が集まったという。

◆気になったから(10代・女性)
◆魅力に感じた(20代・男性)
◆宣伝の説明が良かったから(30代・女性)
◆自分でも使ってみたいと思ったから(30代・男性)
◆もとから気になっていたメーカーさんの広告動画だったので、お店に行った時にたまたまあったのでつい買ってしまいました(40代・女性)

「もともと気になっていた」商品やサービスを購入

YouTubeの広告動画を見て、実際に商品やサービスを購入または利用したことが「ある」と回答した人に、気になったYouTubeの広告動画が気に目にとまった理由を質問。36.9%が「もともと気になっていた」商品やサービスであることが明らかとなった。

「もともと気になっていた」回答理由として挙げられたのは、「自分向けだったから(20代・女性)」「欲しいタイミングで欲しい物が表示されたから(40代・男性)」「何度も目にして、気になっていたから(50代・女性)」など。

同じく「面白そうだった」という回答理由では、「商品そのものが魅力的(40代・男性)」「楽しそうにしていると目に留まる(40代・女性)」など、商品や広告の内容に興味を引かれる人が多かったようだ。

広告内容が購買意欲を高める要因となっている

YouTubeの広告動画を見なかったら、その商品やサービスは購入または利用しなかったと思うかを聞いたところ、71.3%が「思う」と回答。その理由については以下の通り。

◆そのサービスを知る手段がないから(30代・女性)
◆YouTubeを通してそれを知ったから(40代・男性)
◆実際に様子を見てみないと利用しようと思わない(40代・女性)
◆動画が購入の後押しになった(40代・女性)
◆特売価格で買えるチャンスだったので(40代・男性)

NEXERは本結果について、「YouTubeの広告動画が視聴者の購買行動に一定の影響を与えていることがわかります。特に、映像のインパクトやターゲットに合わせた広告内容が、購買意欲を高める要因となっているようです」と分析。広告の内容や配信方法によって、さらにYouTube広告の効果が高まる可能性がありそうだとまとめた。


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