ペライチ、決済フォームをカスタマイズする新機能リリース ショップ・ユーザー双方の利便性向上目指す

ECのミカタ編集部

専門知識不要!オンラインショップの決済フォームを簡単にカスタマイズできる新機能をリリース

ホームページ作成ツール「ペライチ」を提供する株式会社ペライチは、オンラインショップで顧客が商品を購入する際の「お客様情報」記入画面に、ショップオーナーが自由に質問を設定できる決済フォーム機能の提供を開始した。

購入画面からの離脱防止にもつながる

今回発表された決済フォーム機能では、住所や姓名といった項目の他に、「生年月日」や「性別」「年齢」など、汎用的な質問項目をワンクリックで追加できる。回答するフォーマットは「テキスト入力」「段落テキスト」「チェックボックス」「プルダウン」「ラジオボタン」「日付」「メールアドレス」「数値」「説明ラベル」から選択可能だ。

「質問内容に応じた入力フォーマットを選ぶことで、購入者は簡単に質問に回答できるようになるため、購入画面からの離脱防止にもつながる」とペライチは説明している。

想定される利用シーンは、主に以下の通り。

◆オーダーメイド商品の注文受付(名入れ、サイズ指定など)
◆ギフト対応(のし・ラッピング指定、納品書の要・不要、配送先指定など)
◆配達条件の指定(配達日、配達方法など)
◆購入時の注意事項の確認・同意
◆マーケティング情報の収集(年齢・性別・認知経路など)

※画像元:オンラインショップの決済フォームを簡単にカスタマイズできる新機能をリリース(株式会社ペライチ)

購入時に必要な情報を収集

ペライチではECのトレンドとして、「単なる商品の売買にとどまらず、オーダーメイド注文・ギフト包装・配達日指定など、さまざまな購入ニーズがある」と分析。そのニーズに応えるにはショップ側が購入者と個別にやり取りして必要な情報を収集する必要があったが、今回の決済フォーム機能によって、ショップとして購入時に必要な情報を収集できるようになる。

同社は本機能の効果について「個別対応の手間を軽減し、ショップ運営業務の効率化を実現できます。また、購入者に対しても、よりスムーズな購入体験の提供につながる」と、双方のメリットを示した。

ECにおける購入シーンの多様化が進展する中、日々のショップ運営をサポートする機能追加と言えそうだ。


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