「NP後払い」と「Omni Payment Gateway®」が連携 カゴ落ち防止やCVR向上に寄与
株式会社ネットプロテクションズ(以下、ネットプロテクションズ)は2025年3月25日、提供する後払い決済サービス「NP後払い」を株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)が提供する決済代行ソリューション「Omni Payment Gateway®」と連携したことを公表した。
カゴ落ち防止やCVR向上に寄与
「Omni Payment Gateway®」は、NTTデータが長年のキャッシュレス決済の経験と技術を活かして開発した、チャネル統合型の決済代行サービスである。店舗とECの垣根を越え、加盟店と利用者双方に利便性の高い決済環境を提供し、デジタル化を推進している。
今回、「Omni Payment Gateway®」との連携によって、より多くの加盟店で「NP後払い」を導入できるようになった。
両サービスが連携することによるメリットについて、ネットプロテクションズは以下の内容をあげている。
◆加盟店にとってのメリット
未回収リスクの軽減と販売機会の拡大という大きなメリットを提供する。クレジットカードを持たないユーザーや、カード情報を入力したくない消費者にも対応できるため、新たな購買層へのアプローチが可能。さらに、後払い決済は購入ハードルを下げる効果があり、カゴ落ち防止やCVR向上にも寄与する。
◆利用者にとってのメリット
商品を受け取った後に支払いができる安心感があり、より気軽にお買い物を楽しめる。多様な支払い手段にも対応しており、利便性も向上する。
加盟店の事業成長を支援
ネットプロテクションズが提供する「NP後払い」は、通販利用者向けの後払い決済サービス。購入者は商品が届いた後に代金を支払うことができ、会員登録やクレジットカード情報の入力も不要で、すぐに利用可能となる。
一方「Omni Payment Gateway®」は、店舗とECの隔たりをなくし、決済とその関連業務をワンストップで支援することで「シームレスな顧客体験」と「ストレスフリーな従業員体験」の提供を目指す。
ネットプロテクションズはこの理念について、「『NP後払い』とも共通しており、両サービスの連携によって、チャネルを問わず統一されたスムーズな決済プロセスを実現します。これにより、購買体験の向上と業務負荷の軽減を同時に実現し、デジタル化を加速させながら、加盟店の事業成長を支援していきます」と発表している。連携の今後の展開にも注目したい。