ナルミヤ・インターナショナルが台湾に「プティマイン」1号店 越境ECとの相乗効果狙う
株式会社ナルミヤ・インターナショナル(以下、ナルミヤ・インターナショナル)は2025年3月27日、三井ショッピングパーク ららぽーと台北南港に、自社のベビー・キッズブランド「petit main(プティマイン)」の海外1号店を出店した。
幅広いサイズ展開で多彩な商品を取り揃える
「プティマイン」は手頃な価格とトレンドを取り入れたデザインが人気のベビー・キッズブランド。日本国内では主にショッピングセンターで展開しており、海外1号店となる台湾南港店では50cm(新生児)から130cmまでのラインナップを取り揃える。
※画像元:台湾に「プティマイン」1号店を出店。ワールドの海外事業開発室と連携し、海外市場への展開を開始(株式会社ナルミヤ・インターナショナル)
ECと実店舗の相乗効果を生む施策
今回の台湾出店では、株式会社ワールドの海外事業開発室と連携。ナルミヤ・インターナショナルは、「現在のインバウンド売上とオンラインストアに集客をしている海外ユーザーの状況を鑑みて出店国とブランドを選定しました」としている。
同社は、昨年秋に「NARUMIYA ONLINE」のグローバルECサイトを立ち上げてアジア圏を中心に本格的な越境EC展開を開始しており、「今回の実店舗出店で得たお客様のニーズをもとに相乗効果を狙う」という。
今後は、現地のニーズに合わせた品揃えも強化しながら、限定商品の発売やイベントも開催することで、現地の顧客にブランドの魅力を伝え、ファンの拡大を目指すとした。インバウンド需要、越境EC、そして海外実店舗の相乗効果を生む施策として、今後の展開にも注目したい。
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