LINEヤフー、「LINE通知メッセージ」を法人向けに大幅リニューアル

　　公開日：2025/06/17

最終更新日：2025/06/17

ECのミカタ編集部

LINEヤフー、荷物の配送予定や公共料金の案内など大事なお知らせを「LINE公式アカウント」の友だち以外にも送れる「LINE通知メッセージ」を法人向けに大幅リニューアル

LINEヤフー株式会社は2025年6月16日より、「LINE通知メッセージ」をリニューアルし、法人向けに新しい機能や料金プランの提供を開始した。

企業が重要なお知らせをより送りやすく

「LINE通知メッセージ」は、荷物の配送予定や公共料金の案内など、大事なお知らせを企業の「LINE公式アカウント」から送れるサービス。LINEヤフーは今回、企業がユーザーにとって重要なお知らせをより送りやすくすることを目的として、「LINE通知メッセージ」を以下の通りリニューアルした。

◆利用用途の拡大：サービスの適用範囲が広がり、新たな顧客ニーズへの対応が可能に
▷22種類規定されていた「LINE通知メッセージ」経由で配信可能なメッセージが、約70種類へ拡大。
▷今後もユーザー・企業双方のニーズを踏まえながら、随時拡大予定。

画像元：荷物の配送予定や公共料金の案内など大事なお知らせを「LINE公式アカウント」の友だち以外にも送れる「LINE通知メッセージ」を法人向けに大幅リニューアル（LINEヤフー株式会社）

◆新しいAPIの提供：審査やフォーマット作成の工数削減を実現し、スピーディーに導入が可能に
▷現行API（※1）の場合、メッセージのフォーマット（テキストやレイアウト）を各企業で作成し、個々にUXの審査が必要だった。新APIでは、LINEヤフー規定のテンプレートを用途別に用意しているため、UXの審査は不要で簡単にメッセージを作成可能。
▷サービス導入までの時間が最大15営業日短縮。

◆料金プランの変更：予算の変動が少なく、導入を検討しやすい料金プランへ
▷企業の予算や目的に応じた3種類の新しいプランの提供を開始。
▷予算変動が少ない月額固定の料金プラン（※2）へリニューアル。

法人向けに大幅リニューアル

「LINE通知メッセージ」では、企業が保有する電話番号とLINEに登録されているユーザーの電話番号をマッチングすることで、友だち追加されていないユーザーにもメッセージを配信することが可能（※3）。

ユーザーが安心して利用できるよう、LINEヤフーの審査を通過している「LINE公式アカウント」（認証済アカウント）に限定するなど、一定の条件を満たした企業のみ利用可能なサービスとなっている。

◆「LINE通知メッセージ」を利用できる企業
▷LINEヤフーの審査を通過した認証済のLINE公式アカウントであること
▷同社の審査を通過した認証プロバイダーであること
▷同社が認定したSales Partner／Technology Partner経由で発注すること

上記全ての条件を満たしている企業に限り、利用可能となっている。今回の大幅にリニューアルされたことにより、「LINE通知メッセージ」が、運用する企業にとってより使いやすいサービスとなることが期待される。

※1：現行のAPIを利用する場合は、UX審査を引き続き実施する。
※2：規定の通数を超えた場合、追加メッセージとして、従量課金が適用。現在「LINE通知メッセージ」を利用している企業には、新プランの検討・移行期間（約1年）を設けている。
※3：企業から送信される電話番号はハッシュ化されており、LINEヤフーは受領した情報をメッセージ送信の宛先照合のためにのみ利用し、照合後は速やかに破棄される。対象は、LINEヤフーのガイドラインで定める基準に適合したメッセージのみに限定され、広告目的のものは配信されない。