NTTスマートコネクト、ライブコマースツール&プラットフォームを提供開始

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ECのミカタ編集部

ライブコマースツール「foove+」およびプラットフォーム「foove+lab」の提供開始について 「foove+lab」配信イメージ

NTTスマートコネクト株式会社は2025年7月7日より、ライブコマースツールサービス「foove+(フーブプラス)」とライブコマースプラットフォーム「foove+lab(フーブプラスラボ)」の提供を開始した。

ライブコマース導入・運営を支援する「foove+」「foove+lab」

事業者のECサイトにタグを埋め込むだけで導入できるライブコマースツール「foove+」と、ECサイトを保有していない事業者でも利用可能なライブコマース専用プラットフォーム「foove+lab」は、いずれも手軽にライブコマースを実施できるサービスである。

NTTスマートコネクトによると、サービスの主な特徴は以下の通りである。

◆スマートフォンと簡単な操作で、スムーズにライブ配信が開始可能
複雑なシステム構築や配信準備の手間をかけず、スマートフォンから手軽にライブコマースを始められる。

◆配信結果を可視化することで配信・販売の最適ポイントが把握可能
視聴者数や視聴者の行動(コメント・購入)等をリアルタイムにダッシュボードを通じて可視化することで、配信内容に対する効果も数値として把握できる。

◆配信・企画へのサポート
「foove」事業(後述)で蓄積したノウハウを活かし、ライブ構成の企画支援、撮影・演出のアドバイス、リハーサル運営など、初めての事業者でも安心して取り組めるサポート体制を提供。

「foove+」配信イメージ ※画像元:ライブコマースツール「foove+」およびプラットフォーム「foove+lab」の提供開始について(NTTスマートコネクト株式会社)

食のライブコマース「foove」で培ったノウハウを活かす

NTTスマートコネクトでは、近年ライブコマースが注目されている一方で、導入にあたってはシステム構築の煩雑さや配信準備の負担、成果の可視化が難しいといった課題があり、これらを解決するサービスへの期待が高まっていると、ライブコマースを取り巻く状況を説明。

それを背景に、同社が2022年から提供してきた食のライブコマースサービス「foove」事業で培ってきた映像品質・安定性を支える配信基盤や、現場に即した配信ディレクションのノウハウなどを活かし、事業者の課題解決に貢献すべく「foove+」と「foove+lab」の2つの新サービスを展開するに至ったという。

今後は人気インフルエンサーと組んだ企画や、アパレルブランド、朝日放送ラジオ株式会社などと連携したライブコマースイベントといったコンテンツを配信予定。越境ライブコマースへの本格対応やインタラクティブ機能の強化にも取り組むとしている。両サービスの展開に期待したい。