越境EC「Otsukai」で「メルカリ」の商品が購入可能に
株式会社NDPマーケティングは2025年7月16日、同社が運営する越境CtoCマーケットプレイス「Otsukai」において、株式会社メルカリが提供するフリマアプリ「メルカリ」との正式連携を発表した。
「メルカリ」出品商品を海外ユーザーが「Otsukai」上で購入可能に
「Otsukai」は、世界中のアニメファンと日本在住ユーザーをつなぐ越境CtoCプラットフォーム。今回の連携により、海外在住のOtsukaiユーザーは、「メルカリ」に出品されている商品をOtsukai上で直接閲覧・購入できるようになった。「メルカリ」出品者側は、通常の国内取引と同様に商品を日本国内のOtsukai倉庫へ発送。その後、Otsukaiが商品を海外の購入者に発送する流れとなる。
NDPマーケティングはOtsukaiの強みについて、「送料込みの一度きりの明確な決済で、ユーザーが安心して利用できる点」にあると説明する。これにより、海外ユーザーは国際送料を気にせず、透明な価格設定のもとで、欲しい商品を安心して購入できるようになる。
日本のカルチャーを世界に届ける架け橋として機能
Otsukaiユーザーは初回購入時に、自身専用の段ボールを1箱購入し、配送時の重量に応じた送料を前払いする仕組みとなっている。
購入後は、事前に選択した「30日保管」または「即時発送」のオプションに応じて、発送タイミングを自由に設定可能。保管期間内であれば、メルカリ上の商品を複数回に分けて購入・追加することもできる。
商品はすべて専用段ボール内で保管され、最終的にまとめて海外発送される。また、重量が途中で変動した場合にも、差額を精算して柔軟に対応できる仕組みが整えられている。
今後の展望についてNDPマーケティングは、「越境CtoCの新たな可能性を広げる取り組みを加速し、日本のカルチャーや商品を世界に届ける架け橋として機能してまいります」とコメント。
日本のアニメグッズ、コレクターズアイテム、レトロ商品などを海外ユーザーに届ける、新たな取り組みとなることを期待したい。