RightTouch、2025年10月よりプロダクトブランドを「QANT」へ
データとAIでカスタマーサポートを行う、株式会社RightTouch(以下、RightTouch)は2025年8月18日、エンタープライズ企業向けSaaS「RightSupport by KARTE」や「RightConnect by KARTE」をはじめとした、カスタマーサポート領域で展開してきたプロダクトブランドを「QANT(クアント)」へと刷新することを発表した。
2025年10月の提供開始を予定
「QANT」へのブランド刷新に伴い、すべてのプロダクト群も「QANTプロダクト」として生まれ変わる。変更後のロゴについては、2025年10月の提供開始が予定されている。
これまで「KARTEシリーズ」として展開してきたRightTouchの各プロダクトは「QANT」への刷新以降も、プレイドのCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」のデータ解析基盤を引き続き活用する。
カスタマーサポートの変革において不可欠なシステムであることから、一人ひとりの顧客を深く理解する解析基盤の強みをいかしながら「QANT」を提供するとした。
なお、ブランド刷新のタイミングをもってRightVoCとRightVoicebotはβ版から正式リリースへと切り替わる。
※画像元:プロダクトブランドを「QANT」へ刷新(株式会社RightTouch)
次のコンタクトセンターの当たり前を創る
株式会社RightTouch 代表取締役の野村修平氏は、ブランド刷新について次のようにコメントしている。
「当社は創業初期『KARTE』の強みを活かしてWebサポート領域から事業を展開しておりましたが、現在はVoC領域、AIオペレーター領域、ナレッジ領域など、コンタクトセンターの中心を担うプラットフォームへと進化しており、この度『QANT』として生まれ変わることになりました。AI全盛の時代において、改めて『人とAIの協働』をテーマに掲げ、次のコンタクトセンターの当たり前を創ってまいります」
同社は、既存顧客接点の価値が経営戦略の中核を担う一方で、多くの現場では人手不足や応対コストの増加を背景に変革が進んでいないと指摘。担当者が問い合わせ業務に追われる中で、チャネルやデータ、ワークフローの分断が生じ、顧客の声を企業成長の循環につなげることが難しくなっているという。
「QANT」は、こうした課題を解決し、CSの本質的な変革を実現するために、プロダクト・体験・思想を一貫して届けられる“次の土台”として提供される。AI時代におけるカスタマーサポートの新たな基盤として、今後の展開に注目が集まる。